そんな中。
ニューヨークで上演して好評だったデビッド・ボウイの曲をふんだんに使ったミュージカル、ラザルスを観てきました。
場所は今回初めて入る仮説劇場King's Cross Theatreです。実はここで3つの作品が代わる代わる上演されています。
![{65AB6041-CC7B-4027-BE1F-895BC1F10E8D}](https://stat.ameba.jp/user_images/20161119/06/lovelyquokka/34/46/j/o0480064113801343083.jpg?caw=800)
場所は今回初めて入る仮説劇場King's Cross Theatreです。実はここで3つの作品が代わる代わる上演されています。
ソニーミュージックのデビッド・ボウイ公式ページによると
「ニューヨーク・シアター・ワークショップにて、現在上演中の『ラザルス』は、デヴィッド・ボウイとブロードウェイ・ミュージカルとして大ヒットした『ONCE ダブリンの街角で』の脚本を手がけた劇作家エンダ・ウォルシュによって書かれ、ベルギー出身の演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェが監督した舞台作品。」
ということで、生前のデビッドが制作に関わっていた舞台です。
これは、作品を見る前に是非、デビッド主演の
地球に落ちてきた男(The Man Who Fell to Earth)の映画を見て欲しいです。逆に言えば観ていないとほんと意味がわかりません。
映画では、デヴィッド・ボウイが中心人物トーマス・ジェローム・ニュートン役を演じましたが、ミュージカルでの物語は小説から40年後の世界で、オリジナルキャストのマイケル・C・ホールが地球に留まったままのニュートン役です。かつてはデビッドが演じていたから美男子でしたがマイケルが演じるニュートンはアル中のおじさんです。
彼は、死にきれない魂を抱えているから物語は、彼に安らかな結末を迎えさせてあげたい、宇宙に返してあげたい、という内容のもの。
まさか、ロンドンでもブロードウェイオリジナルキャストで観られるとは思わなかったからなんてラッキーだったことでしょう。そして、もう一人キーパーソンがいます。若干15歳のSophia Anne Caruso演じる謎の少女です。実は彼を宇宙に返してあげたいと思う“天使”なのです。まさかソフィア・アン・カルーソがティーンだとは思いませんでしたが、彼女がびっくりするほど可愛くて歌もうまい。
髪の毛もプラチナブロンドに染めて地毛でやっていました。
劇中で使われた曲はこんな感じです。
1.Lazarus(新曲)
2.It’s No Game
3.This Is Not America
4.The Man Who Sold the World
5.No Plan(新曲)
6.Love is Lost
7.Changes
8.Where Are We Now?
9.Absolute Beginners
10.Dirty Boys
11.Killing A Little Time(新曲)
12.Life On Mars
13.All the Young Dudes
14.Always Crashing in the Same Car 15.Valentine’s Day
16.When I Met You(新曲)
17.Heroes
![{65AB6041-CC7B-4027-BE1F-895BC1F10E8D}](https://stat.ameba.jp/user_images/20161119/06/lovelyquokka/34/46/j/o0480064113801343083.jpg?caw=800)
このミュージカルは2つ注意事項があります。
1つは休憩なしで2時間ぶっ続けなので、トイレは必ず始まる前に行かないといけないこと。また、一旦トイレのために劇場を出るも戻れません。
舞台は常にほぼ満席なので、トイレも激混みです。早めの行動が大事です。
2つ目はミュージカルの演出に関わって来るのですが激しいフラッシュが継続的に続きます。大昔、某アニメでそういった描写があった影響で、体調不良者が出ましたがこの作品ではまさにそれが舞台上で行われます。
2つ目はミュージカルの演出に関わって来るのですが激しいフラッシュが継続的に続きます。大昔、某アニメでそういった描写があった影響で、体調不良者が出ましたがこの作品ではまさにそれが舞台上で行われます。
写真のとおり、舞台には長方形のスクリーンがありここにいろんなものが映し出されます。また、舞台そのものも真っ白でスクリーンの役割を果たしめちゃくちゃ眩しいです。光が苦手な方は要注意です。
ストーリーを何も知らない状態で観たのでついていくのが大変でしたが、とても素晴らしかったです。
やはり曲がいいですね。ニュートン役の俳優さんも声が心なしかデヴィッドに似ているしソフィア・アンちゃんも声がとても透き通っていてデビッドの曲にとてもあっていました。
どんなものか、最後に動画をお見せします。
上演は来年1月までなので早めにチケット予約をお勧めします。