久しぶりにミュージカルネタを書きます。

今回は、
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Kinky Bootsです!
日本でも三浦春馬さんと小池徹平さんがダブル主演でキンキー旋風を巻き起こしたらしいじゃないですか。
なので、本場イギリスのキンキーブーツもレポートしちゃいます!

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ブロードウェイ発の作品ではありますが、これはイギリスのお話です。しかも、実話を基にしているので、今も登場人物のモデルになった人や靴工事場もあるんですよ。

舞台はノーザンプトンというロンドンから1時間程度の街。ここは実際紳士靴のメッカとして知られています。
お話の中ではPrice&Sonという紳士靴工場の跡取り息子が潰れかけた工場を立て直すために紳士靴ではなくキンキーブーツを製造販売することを思いつく…わけです。

そこで、浮かぶのは、
キンキーブーツって何?

Kinkyは、英語で変態の意味。だから直訳すると変態ブーツです。
でも、変態ブーツって意味わからないですよね。
つまり、ドラァグクイーン用の派手なブーツのことなんです!

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あらすじだけ見るとなんだか地味なお話に見えますが、
とんでもない!

このミュージカルはドラァグクイーン集団エンジェルスの華やかなショー場面こそ見どころです!

三浦春馬さんが主役のドラァグクイーン、ローラ役を演じていましたが、こっちでローラ役を演じているロンドンオリジナルキャストのMatt Henryもまた美しい!彼はこの役でオリビエ賞最優秀主演男優賞をとりました。証拠はこちら。      
この男性が、こうなっちゃうわけです。役者さんてすごい!力強くグラマラスなローラさん相手に女子力完敗であります笑
彼がまだロンドンにいるうちに是非見てください!

そしてもう一つ特筆すべきは、楽曲提供が、あの80年代に大活躍したアメリカ人歌手シンディ・ローパーなのです。
ぜーんぶ彼女の書き下ろしです。だからキャッチーでポップな音楽に乗せて物語が進みます。

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靴工場の息子、チャーリーは偶然出会ったドラァグクイーン、ローラからヒントを得て、キンキーブーツ作りをひらめきます。そして、ローラをデザイナーに迎えプロジェクトを発動させるのですが…
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ドラァグクイーンとは、一般的にトランスジェンダーやゲイの人が多いのでミュージカルの中ではそのようなこともテーマに含まれます。
かなりメッセージ性があります。ローラ自身の父親との確執、父の夢だったボクサーになることを蹴りドラァグクイーンとして生きて行くことへの葛藤もありますし、ゲイに対する周りの意識の変化も描かれます。
初めはチャーリー自身が偏見を持っていたし、キンキーブーツ作りに反対する部下も出てきてさらにローラとチャーリーも喧嘩を始めて…もちろん初めから上手く行くわけありません。
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でも大丈夫!
最後にはちゃんとハッピーエンドで大盛り上がりのフィナーレになります。
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どんなふうになるのかは、私のインスタグラムのWEST END LIVEにかんする動画を見てください。
最後にはすっきりハッピーになり、ローラから元気をもらえるそんなミュージカルです!
映画が元になっているので、まずはそれを見てから作品を見るとストーリーがよくわかると思います。

英語難易度★★★☆☆
ローラの女子力に敵わない度★★★★★
曲が素敵度★★★★★



http://www.kinkybootsthemusical.co.uk/


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おまけ

ブロードウェイ版ですがこの過程をあの三浦春馬君がやったとおもうとちょっとどきどきしませんか???