人生で初めてフェスに行ってきました。
場所はここ、ハイドパークです!
この公園はロンドン中心部では最大規模の広さを誇り、季節を通していろんなイベントが行われます。
冬はクリスマスマーケットやアトラクションが立ち並ぶWinter Wonderland ができますが夏はこの音楽イベントBritish Summer Timeが数日間に渡り開催されます。
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私の音楽の趣味はあまり同世代の方とは似ていなくて、最新の曲よりも古い曲の方が好きなんです。
だからこそ、このフェスのメンツに興奮で震えました。
キャロル・キング
スティービー・ワンダー
イーグルスの元ボーカル、ドン・ヘンレイなど!


かろうじて今時のミュージシャンの中では
ファレル・ウィリアムズだけ知っていましたが…。

でも、みなさん、それぞれの音楽の時代を作り上げてきた伝説級の大物ばかりです。ロンドンのフェスは歌手の大物レベルが半端無いです!

午後2時。さて、会場にやってきました。
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Hyde Parkの広場はすっかり雰囲気がフェス仕様になっています。
しかし、チケットはボックスオフィスでひきかえないといけなかったので入り口とは正反対の場所にいかなければいけませんでした。

同じ公園なのに10分もあるくなんて!汗だくで歩くこと10分弱。
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なんとか見つけました。
手持ちの控えをチケットにひきかえます。
はい、私のおめあては…

キャロル・キング!

ピアノを弾かせたら無敵!
数々の名曲を、自ら歌い提供もした、生きるポップ界の伝説です。
今回20年ぶりにロンドンで歌うということで、発売早々に買っておきました。
私の場合、この方はミュージカルから入りました。
なぜかと言うと今ロンドンではBeautiful というCarole Kingの自伝Natural Womanを基に彼女の半生を描いたミュージカルを上演しているのです。その作品を見れば、誰もが一度は聞いたことであろうキャロル作の名曲がたくさん聴けるのです。
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そして、このフェスにおいて今年79歳の彼女が名アルバムTapestry の収録曲全部歌うということでもう、中年層の他のお客さんに混じってワクワク彼女の出番を待ったのです。
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午後3時。ようやくゲートが開き中に入ることができました。
驚いたのは、飲食物持ち込み禁止の代わりに、

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たくさんの屋台が会場内にあったからです。
つまり、ご飯食べたり飲み物を飲みたければ買えということですか、そうですか(´Д` )
残念ながら炎天下の中の水無しはきついので買いましたよ。
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バーもあり、ちょっとした遊具ありでウィンターワンダーランドを彷彿とさせますがもちろんめあてはステージ!いい所を取るために皆んな走ります!
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そして、お一人様だったこともあり隙間をすり抜けて前からわずか4列目まで行くことができました。
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長丁場なのを見越して、食事は早めに済ませておきます。周りの人に自分が場所を、とっていることをアピールしつつ、屋台までチーズポテトを買いに行きました。
なかなかボリュームがあり、夜まで持ちました。


そしていよいよ、フェスの始まりです。
前座で何人か出てきたのですが、残念ながらちょっと誰だかわかんなかったです。かろうじて最後から2番目の元イーグルスのボーカル、Don Henleyあたりから、会場はどんどん盛り上がってきました。

すでに60歳を過ぎていると思えないとてもパワフルな歌声で念願のHotel California を生で聴くことができました。

そしていよいよ、今日のフェスのおおとりであり最大の目玉ミュージシャンであるキャロルの登場です。

聞いてびっくり、現在Carole King氏は74歳です。
そんなに歳を行っている意識がなかったのでとても驚きました。
しかし年齢を全く感じさせない歌声、果敢にもオリジナルの音調で全てのアルバム曲を歌いあげるパワー、とてもかっこよかったです。
さらに、元夫である故ジェリー・ゴフィン氏との娘との共演もありで彼女のバックグラウンドや反省を知っているからこそ感動できる場面もありました。
キャロルの演奏に関してはほぼ全ての楽曲を私のInstagramで一部ではありますが動画をアップロードしています。

そうです、なんと海外のフェスは録画も録音もし放題なのです。
なんて太っ腹なのでしょうか。

というわけで、興味のある方は私のInstagramをぜひ覗いてみてください!