6月11日。
ロンドン市民には特別な日。
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この日はTrooping the coloursといって、エリザベス女王のお誕生日を国民とお祝いする日だからです。
この日のために、イギリス中から、いや、世界中から見物客が一目ロイヤルファミリーを見ようと押し寄せる大イベントです。
なぜなら、当日は特別にバッキンガム宮殿から1本に伸びる道The Mallを数千人もの兵隊とロイヤルファミリーの馬車が行進するからです。
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トラファルガー広場からThe Mallに行く道は、厳戒態勢が取られ、警察がうじゃうじゃいました。
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イケメンの兵隊さんはパンフレットをここぞとばかりに売り、
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便乗商法の旗売りも現れ、とにかくいつもの静かな1本道と空気が全然違います。

私も、初めは行く気がなかったくせに当日になっていきなりエリザベス女王を一目見たい欲がむくむく湧き、行ってみたんです。

で、徹夜で最前列を確保する人がいる中、パレード開始の10時過ぎに到着。

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案の定、すごい人です。こんなの大晦日のカウントダウンの花火イベント以来です。
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行進が通る道沿いなんかこの有様。全く動けません。
こんなんじゃ女王様どころじゃないなー、なんも見えないなー…
と、思ったその時!

そうだ、私には自撮り棒ことセルフィースティックがある!
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これで、周りのノッポの観光客より背が高くなれる!

と言ってあの人混みからスティックをにゅっと伸ばして撮ったのがこちら。
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ね?

これで肉眼では全く見ることができなかった行列をバッチリ収めることができるんです!

でも、エリザベス女王を撮ろうとした時…

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セルフィースティックの角度を間違えて、こんなんが撮れてしまいました…。
女王陛下は左端に少ししか写っておらず観客の頭ばかりが見えるという残念すぎる写真…。

あーあ、結局私は兵隊さんを見に行くためだけにこんな人混みをかき分けていたのか…意気消沈しながら帰ろうとしたその時!

みんなぞろぞろと帰っていきます。

あれ?
あれ?
行進ってもう終了なの?

さっきの全く動けなかった激混みが嘘のようにひいていきます。

そして、アレヨアレヨと言う間に、
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こんな前の方まで来てしまいました。
これ、見物できる中で一番前のポジションでなおかつセレモニーからでてくる兵隊さんもロイヤルファミリーを確実にキャッチできるベストポジションです。

実は、Trooping the Coloursは行進で終わりではなく、彼らの行き先The Horse Guards で行われるセレモニーこそがメインなのです。
今、残念な写真を撮ってしまったのはロイヤルファミリーたちがセレモニー会場に向かう時。

ということは…

行きがあるなら、

帰りもある!

まだチャンスは残っています!
だから、人の流れが引いたからって決して帰ってはいけません!

そして本来お金を払って見ないといけないセレモニーは、当日BBCで中継されます。


だから、スマホで中継を見つつ、セレモニーが終わるのを待ちます。
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そして、やがて警護の兵隊さんが増えてきました。
しばらくすると…

ロイヤルファミリーを乗せた馬車が通りました。

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キャサリン妃とカミラさん来たー!

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名前分からないけどロイヤルファミリー御一行様来たー!

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そして、続々とセレモニーを終えた騎馬兵が帰っていきます。
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すっごい迫力です。まさに一番前で見たからこそ味わえる光景です。

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赤い兵隊さんも、バッキンガム宮殿の交代式どころじゃない大人数の行進です。かっこいい!

そしてお待ちかねの…
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エリザベス女王を乗せた馬車来たー!

諦めないで待っていてよかったです。肉眼でもバッチリお顔を拝見。
ハリウッドセレブを見るより感動しました。
というわけで、ポイントは2つ
1.自撮り棒を活用する!
2.ベストポジションはエリザベス女王の帰りがけを狙う!
でした。
わざわざ徹夜して並ばなくても最高の場所でTrooping the coloursを楽しむ方法をお伝えしました。他のイベントにも応用できると思うのでやってみてください。






通訳、観光ガイド、アフタヌーンティー同行まで当ブログ管理人Emilyがお手伝い!
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