MAPLE IN ロンドンのMAPLEさまに初めてリブログをしていただきました!
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今日は久々に舞台の話です。
今回見てきたのはこちらのナショナルシアターの舞台Curious incident of the Dog at the Night timeです。 ミュージカルではなく、ストレートプレイです。
夜中に犬に起こった奇妙な事件
この作品は、同じ名前の小説を下に作られたお芝居で、オリヴィエ賞も過去に7部門も受賞しています。
- 夜中に犬に起こった奇妙な事件 (ハヤカワepi文庫)/早川書房
- ¥886
- Amazon.co.jp
夜中に犬に起こった奇妙な事件
コマーシャルが気になって完全に好奇心で見に行ったんですけども、当たりでした。
とても面白かったです。
内容ほとんど知らずに見に行きましたが、まぁなんとかなりました。
ただ、この舞台を見るにあたって1つ必ず予習しておいた方が良いことがあります。
それは自閉症スペクトラムに関する知識を得ておくことです。
原作の小説には主人公の障害のことには触れていませんが、客観的にその特性に当てはまる言動がいろいろあります。
ざっくりこのお芝居のあらすじをいつものように言うと、自閉症スペクトラムの少年クリストファーが近所の飼い犬ウェリントンが殺されたことをきっかけに犯人を天才的数学的知識と推理を使って暴き、それがさらに芋づる式に自分の家族の知られざる秘密にも深く関わってくると言うお話です。
この芝居がどんな雰囲気か、ぜひ下のリンクからトレーラーを見てください。
たまたま、学生時代にスペクトラム当事者の人と関わる機会が過去に結構あったので私の場合は予習せずともこの特性を知っていました。
ですが、それを知らずにこの舞台見てしまうと、なぜ主人公の男の子が…
突然叫び始めたり
触られるのを極端に嫌がるのか
音や物事の変化に敏感なのか
パニックを起こすのか
他の人と会話や意思疎通が噛み合ってなかったりするのか
背景がわからないと思うのです。
そういったことが自閉症スペクトラムから来るものかどうか知っていたら、男の子がただわけのわからない行動起こしているだけには思わず、お芝居の内容にちゃんと向き合えると思うのです。
そして、役者さんの演技はびっくりするほどリアルです。
相当研究して役作りをしているので、お芝居かどうかがだんだんわからなくなってくることもあります。
数式を延々と喋り続ける長ゼリフは、数学の元ネタがわからないと全く意味がわかりませんが迫力あります。
例えばプロジェクションマッピングは主人公の頭の中を描いたり、背景を立体的に映す効果があります。
また、主人公の世界観を宇宙に例えることがよくあり主人公が宙に浮いたり壁を歩くこともあります。
トレーラーを見るとわかりますが、普通の舞台と違い幕もなく立方体の形の舞台ですが、それがアニメーションや出演者の演技で瞬時に学校になったり地下鉄の中になったりします。
また、舞台上に直接チョークで何か描いてしまうのも斬新です。
イギリスのお芝居に珍しくとても現代的で近未来的の雰囲気を持つ舞台です。オススメです!
英語わからなくても何とかなる度★★★☆☆
予習しておくともっと楽しい度★★★★★
今まで見たことない斬新な演出★★★★★
通訳、観光ガイド、アフタヌーンティー同行まで当ブログ管理人Emilyがお手伝い!
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