今回はLet it beを語ります。
これをミュージカルのくくりにしていいのかは迷いました。
だって、内容はなし！
一言で言えば
The Beatlesファンのための
The Beatlesのそっくりさん達による
モノマネショーです。
だから今迄あんまり行く気がしなくてむしろ敬遠していました。
で、たまたま半額チケットのメルマガを受け取ったので何となく観に行きました。
そんな過去の自分に飛び蹴りがしたい！
めちゃくちゃいいです。
楽しい！
最初から最後まで、大盛り上がりでした。
モノマネショーは、一線を越えるレベルまでそっくりならもはや、物真似ではないってことですね。
お笑い要素なんて一切抜きで歌声、しぐさ、見た目、訛りまでとことん究極までThe Beatlesのメンバーに似せているんですもの。
舞台の上にいる役者さんは一切素を見せません。
たとえカーテンコールでも。
最初から最後まで、ジョン・レノンはジョン・レノン、ポール・マッカートニーはポール・マッカートニーなんです。
まるで在りし日のThe Beatlesを目の前で見ているかのような、そんな気持ちになれます。
たとえリアルタイムにThe Beatlesを知らなくても、きっと実際のライブもこんな感じだったんだろうなと想像力がムクムク湧きます。
やばい、はまりそう。
We Will Rock Youがクローズしてしまった今、こんな風にみんながノレる作品って貴重なんです。
舞台は基本的にThe Beatlesの今迄のライブの再現です。
予習は従って不要です！…ストーリーに関しては。だってないんだもん。
その代わり、ベスト盤に収録されているような曲と(余裕があれば)今迄のThe Beatlesのライブをサラッと観てから劇場に行きましょう。
幸い私はThe Beatles世代の両親にみっちり曲を胎児の頃から聞かされて育ってきたので、大体の曲は知っていました。
一部の曲はカラオケで散々歌っているので歌詞もばっちりでした。
話を戻します。
ステージ上には、ビートルズの皆さんとキーボード担当のオジサマしか基本的には出てきません。
こんな風にね！
え！？本番中に撮影していいの？
って思うでしょ？
いいんです！
録画、録音、写真撮影ぜーんぶOK
という超太っ腹な舞台なんです。なので、堂々と撮ってきました。
以下、セットリストです。
Magical Mystery Tour set
"Magical Mystery Tour " ,"All You Need Is Love " ,"Penny Lane " ,"Strawberry Fields Forever "
Abbey Road acoustic set
"Blackbird " ,"We Can Work It Out " ,"Norwegian Wood (This Bird Has Flown) " "Here Comes The Sun " ,"In My Life " ,"The Long And Winding Road " ,"While My Guitar Gently Weeps "
Abbey Road/Rooftop set
"Come Together " ,"Get Back " ,"Revolution " ,"The End "
Encore
"Back in the USSR " ,"Let It Be " ,"Hey Jude "
ふう。なんせ40曲くらいあったので書き写すの大変でした…。
こんな風にビートルズの初期からAbbey Roadのころまで一緒に時代を追っていく感じです。
お客さんのほとんどは地元のリアルビートルズ世代で、一人ぽつんと座っていた私はだいぶ浮いていましたが舞台が始まったらそんなの関係ありません！
皆それぞれ歌う歌う！私も気が付いたら勝手に口ずさんでいました。
で、ラストのHey Judeなんてみんなで大合唱です。とってもその場にいて楽しいというか、お客さんが一つになって好きな曲を共有するのは本当に心地がいいです。
ビートルズの曲が好きなら、間違いなく楽しめると思います。
というわけで、今回の☆は・・・。
英語わからなくてもどうにかなる度★★★★☆
ビートルズファンは必見度★★★★★
物まねが物まねの域を超えて神度★★★★★
