BL小説 『ビターショコラの挑発』 (崎谷はるひ)の濡/れ場にワタシも鉛筆で線を引く!? | BLに全然まったくまみれてはいない日々について。

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~BL、BL、BL、ただそれだけ~・・・だったのはもう遠いむかし☆

ビターショコラの挑発 (角川ルビー文庫)/崎谷 はるひ
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たとえ “萌え” という言葉がもうすでに完璧に死語だったとしても。 “萌え” という言葉以外にワタシのこの感情を的確に表現する言葉がありませんっ!こんにちわ☆ニコです。

 

、、、ええ、ええ。

今回のおハナシは先日の 『BL小説の濡/れ場に、鉛筆で線を引く?』 のセルフ・アンサー記事って感じの頭悪さ全開でお送りいたしますっ!ため息

 

いやいやいや!

30冊以上の崎谷さん作品を読破した今、この期に及んで崎谷さんにド萌えのニコツボをこんなにも激しく突かれるとは思いもよりませんでしたよっ!ため息 ため息

 

  

もうね。 震えた!ブルブル...

もうね。 ニコ、震えた!!ブルブル...ブルブル...

もうさ!ニコ、震え死ぬかと思ったっつのーーーっ!!!o(ロ≦〃)ハート

 

、、、はぁはぁ。

お、恐るべし崎谷はるひマジック! そのテクニックの前に仔羊ニコsheep*はあっさりとノックアウトされ、頭からバリバリと喰われてしまったんでした、、、。

 

ほ、本望だっ!!!

 

 

※ご注意※

もしこの作品にご興味がある方やこの先読む予定のある方は、決してこの先を読まないほうがよろしいかと!

当然のようにネタバレ満載ですし、一切の萌えツボの在り処を知らずに 『ビターショコラの挑発』 を読んだほうが絶対にイイと思います!

 

宝探しと一緒です。 宝の隠し場所を知った上での宝探しなんて、茶番もイイところで、しょ?

このお宝の在り処は、ご自分で発見したほうが、死ぬほど萌えますから!ため息

 

―――――――――――――――――――――――――――――――― 
 
  
『ビターショコラの挑発』 原作:崎谷はるひ/イラスト:高久尚子 *ニコ評価:★★★★★

  

*内容*

    

知る人ぞ知る玄人筋のジャズバー『3.14』を取り仕切る、怜悧な美貌のマネージャー・雪下玲二(受け)。最愛の甥・希とその恋人・高遠の関係に釈然としない思いを抱きつつも、それ以上に彼を悩ませているのは、かつての恋人であり『3.14』のオーナーでもある東埜義一(攻め)と、彼らのもうひとつの顔『L.C』の存在だった。だが、気まぐれな彼の言動に疲れ、限界を感じはじめた玲二(受け)に、義一(攻め)はただ不可解な笑みを浮かべるばかりで―。悪辣なオトコの手管に、なす術もなく絡め取られていく―その、至福の快楽。
 

  
*感想*
   
はっきり言う。 この先ワタシは、このおハナシの濡/れ場にしか触れない!
しかも、この作品の一番のクライマックスのラストのオーラスのカタルシスの
濡/れ場の段にしか触れない!!
   
  
   
、、、お嬢さん方。 覚悟は出来たかな?
ふっ、オーケイ。 じゃあ、イってみよう、か。

  

  

  

読み出して、まあ、当然のように普通におもしろいです。 そりゃあそおです。 崎谷さんですから。

コチラを飽きさせない吸引力。 かといって必読ってワケでもない気軽さ。 でも確実におもしろいこの感じ。

相変わらずの崎谷はるひクオリティです。

  

コチラの作品は 『ミルククラウンのためいき』 といシリーズのスピンオフなんですって。

全然知らないで狩っちゃいました。 『ミルククラウンシリーズ』 を一切読んだコチないですがあ、そこは崎谷クオリティです。 前作を知らなくても全然問題無く読ませてくれます。 ありがたいことです。

 

ミルククラウンのためいき (角川ルビー文庫)/崎谷 はるひ
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そんでもって無類の脇好き・スピンオフ好きなニコさんとしては、たとえ読んだコトが無い作品でさえもスピンオフの方が好きだという業の深さ。 、、、なんなんすかね? ワタシのこの性癖。

 

まあそおいうワケで前の段を一切知らない作品のスピンオフではあるものの問題無く楽しく読んでいたんです。

 

、、、230ページに至までは。

、、、230ページから始まるラストの濡/れ場に突入するまでは、ワタシの心は平穏だったんです。

 

 

ハナシを簡単に要約すると、コミュニケーション不全カップルのすれ違いラブのハナシです。 あとがきで崎谷さんご本人も書かれているように、14年もぐずぐずしてないでさっさと話し合ってれば済んだ話です。

  

読み手であるワタシたちには、攻め様が受けにベタ惚れなのは一目瞭然です。 でもって、お約束通り受け当人は、しちめんどうくさい性格もあいまって、14年も攻め様の本心に気が付かず悶々とした日々を送っているワケです。 どお見たってラブラブなのに 「アンタらナニしてんの!?」 というBL界ではよく見かけるカップルたちです。

 

そのBL界ではありふれてるコミュニケーション不全カップルたちが、230ページに! つうかすなわち恋人同士になってから14年目に! コペルニクス展開的転機を迎えるワケなんです!

 

まあ要するに 230ページ=14年間 なワケなのですがあ!

そのドラマティック展開ったら、もう! もう!! もう!!!

  

  

  

攻め様、14年間分の我慢、放出開始ハート

 

   

  

ダム決壊! 付き合って14年目にして受けのお許しが出てダム開放!!

ダムってナニ!? ナニってダム!? ダムってなんなのーーーっ!?

 

、、、はぁはぁ。 ワタシ、コウフン、シスギ、デスカ?

 

 

くどいようですが。

ワタシはこの世で一番我慢攻め が好きなんです! そんでもってその次に誘い受け が好きなんです!!

その2つが一気にヤってキたんですっ!!!

 

ここで震えたワケなんです。

  

厳密に言うならば、“濡/れ場” に震えたワケじゃあなく

“濡/れ場に至る前の段” のたった5ページにぶち抜かれたんですっ!!!

 

  

だってさ、言うなればソレまでの230ページは、まるまる前/戯だったっつうワケですよ!ため息

 

この14年目のコペルニクス展開的エチを書くための230ページに渡る

指も舌も使わない精神的前/戯キラキラ♪ だったっつうワケですよ!バンバンっ!

 

 

ってコトにワタシたちは、230ページに至ってからやっと気がつかされるワケですよ!

や、やられた! もうほんと、崎谷さんにしてやられました! そして、萌え死させられました!

すっごい上手いですよ、濡/れ場に向かう臨場感溢れるこの運び。

崎谷さんのスキルに完全幸福、んんん? 完全降伏です!

  

  

エロが長いで定評ある崎谷さんですが、この作品に至っては

  

まるまる1冊全部濡/れ場キラキラ♪ってコトですよっ!!

 

↑ ちょおニコさんの個人的見解。 でもってニコさんの脳味噌心配。

 

 

 

この2人は14年間恋人同士だったワケですから、ヤるこたあヤってます。

でもね。 ヤるコトヤってても、心が通じ合ってなくて、受けの心がきちんと自分に向くまで攻め様がじっと耐えてれば我慢攻めなんです。

  

ワタシにとって、一番萌えるのはやっぱり “攻め様の精神状態” なんですよね。

職業でもシチュエーションでも眼鏡でもスーツでもなく、精神状態にしか萌えを感じないんです。

  

ぐっとぐぐっと我慢に我慢を重ねている攻め様の精神状態及び、その我慢が報われる瞬間に

やっとワタシに最大級の萌えラグナが降りかかってきてくれるんです!

 

 

最高でした、、、。

ワタシが今以上に常軌を逸した乙女であったなら、濡/れ場に鉛筆で線を引くくらいに最高でした、、、。

崎谷さんの濡/れ場なんて、散々読んでるっつうのに、本気で萌えました。

ワタシにはこの攻め様のひととなりってえのが、いま一歩把握しきれなかったんですがそれでもド萌えしました。

 

崎谷さんは、やっぱり凄いです。

崎谷さんについては散々語ってきましたが、やっぱり本当に凄いお方です。

 

 

そんでもって、全然興味なかったハズの 『ミルククラウンシリーズ』、狩っちゃうんだろうなあ~。

どお考えても、攻め様がニコ好みじゃあなさそおなのに、狩っちゃうんだろうなあ~。

それコソが、崎谷はるひマジック極まれりなんだろうなあ~。

 

  

――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

んでもって。

全っ然、説得力のかけらも無いとは思うんですが、、、。

 

わ、ワタシ、あなたが思っておられるほど、濡/れ場至上主義ってワケなじゃあ、ないですから、ね?じーっ

 

 

  

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さすがに濡/れ場に線は引かないが、付箋くらいは貼ってしまいそうな勢いなワタシ!