心の中にある影
うらぶれた過去にぶら下がった幻影
過去はもう過ぎたというけれど
置き去りにされ
独りになった心は 何もないと叫ぶ
過去たちは薄明かりのローソクの灯りのように
メラメラと心に光と深い影を落としていく
夜の追憶のうちに深い闇に吸い込まれてゆく
忘れてもいい 泣いてもいい 時には逃げてもいい
それでもわたしは 立ち上がるための
二本の足を持っている
それでもわたしは 虹を掴むための
二本の腕を伸ばしている
そこにささやかな希望があるはずだ
今が遅いなんて事は決してない
スタートはいつだって心の中
ゴールは風と共に去っていくだけさ
さぁ 口笛吹いて 前を向こう
明日 吹く風があなたの肩を
優しく押してくれるだろう。
ではでは。。