ー8050問題は親子の共依存が創り出しているー
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お読みいただいている方の状況によっては、
とても受け止めきれないであろうと思われる内容も含みますので、
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ご遠慮いただきますようよろしくお願いいたします。
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機能不全家族で育ったアダルトチルドレンは、
本人が自覚している、いないにかかわらず、
共依存であることの方が多いのです。
共依存とは、
「自己喪失の病」であり、
「ナルシシズム」であり、
「神経症」であり、
「衰退の症候群」です。
自分が何者かわからないほど自己喪失しているために、
他者から認めてもらえそうな、
「偽りの自己」を生きています。
どれほど自分を取り繕っても、
いつも心は空っぽで虚しいので、
「モノコトヒト」で自分を埋めようと必死なので、
依存症をはじめとするさまざまな問題を抱えることになります。
共依存に悩む人は
まず自分がアダルトチルドレンであることを認識しましょう。
その上で過去のトラウマを癒すのです。
機能不全家族の中では、
親がきょうだいを差別して対応を変えていることがよく起こります。
このニュースの例では、
離婚によって人生から転落した兄を老親が囲い込んで、
特別扱いしていることが見て取れます。
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機能不全家族にとっては「世間体」が命です。
「恥」の意識が強いので、
家族の中に社会に適応できていないような人間、
つまり、引きこもりやニートがいることを隠そうとします。
当然、問題に対して外部に支援を求めるようなことをせず、
自分たちで何とかしようとします。
この辺りは札幌で起きた「首狩り親子」の事件にも通じるでしょう。
自分たちで何とかしようと思っても、
その状態が良くなることはめったになく、
結果的に問題がこじれて事件に発展することすらあります。
老親が「私が産んだ子どもなのだから責任をとらなければ」などと、
家庭内で暴れる引きこもりの息子を殺してしまうとか、
仕事についていないことを指摘すると子どもが親を殺してしまうとか、
亡くなった親が生きているように偽装して年金を受け取るなどは、
たびたびニュースで見かけます。
機能不全家族は、
お互いがお互いに情緒的に密着しているので、
ちょっとしたきっかけで、
それまで依存していた対象を攻撃するのです。
親がいつまでも成人した自分の子どもを「子ども扱い」している限り、
この問題が収束することはないのでしょう。
あなたがいつも、
いつまでも幸せでありますように。
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