【毒親はなぜ毒親なのか?】
近頃では、
「毒親」という言葉が定着しているようです。
親から適切に養育されずに、
トラウマを抱え、
生きづらさを抱えて、
苦しみながら生きている人がいらっしゃいます。
親に限らず、
家族というものは、
良いものであるような、
そうでもないような、
正解はないと思いますが・・・
さまざまな依存症(嗜癖)と呼ばれる症状の
原因や定義については精神医学に任せますが、
私の個人的な見解では、
親との関係につまづいた結果、
起きた出来事はないかと思うのです。
毒親はなぜ毒親なのか?
という疑問を、
自分なりに考えた結果・・・
「毒親もまた毒親に育てられた」
ということ。
私の父親や、祖父母も、
親から適切な養育を受けることができなかった人たちでした。
そういう意味では、
彼らも被害者なのかもしれないし、
彼らもまた、
苦しみながら生きざるを得なかった、
悲しみを湛えながらも、
生きるしかなかった・・・。
そんな風に、
想像力を働かせてみると、
「あなたも大変だったんだね・・・と、
不思議と共感が湧いてくるのです・・・。
依存症を克服するためには、
自分が育った環境を検証する必要があるのです。