花組ヌーベル「婦系図」@下北沢・小劇場楽園、初日(前篇)(後篇)拝見。
(整理番号制自由席:上手側 1列目/上手側 1列目)
 
初日を拝見して参りました。
おめでとうございました。
 
2013年5月に稽古場で行われたリーディング公演を拝見してからの丁度5年ぶり。
 
後篇の守宮(今回は谷山君)の場面と、
唐突に終焉を迎える河野家の人々のラストは記憶にあったものの、
綺麗さっぱりストーリーを忘れていて、
吃驚するくらい新鮮な気持ちで拝見できました(爆)
 
5年前の記録を辿ってみれば、ストロング缶で酔っぱらいしていた記憶しかない…www
 
ということで改めての「婦系図」。
 
前篇は早瀬主税@美斉津君と、
芸者上がりの女房・お蔦@二瓶君、
そして大事にされてる可憐な乙女の妙子@永澤洋君(研修生)
不可思議な三角関係。
 
お客として現れる河野富子夫人@秋葉さんの態度の大きさや、
出入りの魚屋で気の良いめ組の惣助@桂さんの真っ直ぐさ。
 
両親の言いなりで妙子を強引に嫁に取ろうと進める河野英吉@北沢さんと
権力に弱いお蔦の通う学校の先生@松原さんの嫌らしさ。
 
そして、腹の読めない妙子の父親・酒井先生@小林さん。
 
それぞれの人間性と関係性を読み解くのにいっぱいいっぱいであっと言う間の80分でした。
正直、前篇だけでは食い足りないよね。
 
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後篇でも
菅子@谷山君や道子@押田さんという更に主税に惚れる女性陣も登場で、
益々混乱をするかと思いきや、
やはり後篇はお蔦ちゃんと妙子の可憐さに持って行かれた。
 
死に際のお蔦ちゃんに向かって「俺を主税と思って名を呼べ!」とか言っちゃう酒井センセには、
「ヲイヲイ、オヤヂ!!」(ごめんなさいっw)と
ツッコミを入れたくなった瞬間も皆無ではなかったが(笑)
それでも主税とお蔦を許してくれた酒井センセの熱い男っぷりにも泣いたね。
 
主税が河野家を滅ぼさん位の勢いで熱弁を奮う勢いは見ものだったけれど、
なぜそこまで憎めるのか?・・・と、心情的に少々追いつかなかった部分もあったけれど
リーディングの時よりも素直に衝撃のラストを受け入れられたな。
 
妙子をギュッと抱きしめる場面にも心がギュっとなった。
お蔦に対して、妙子に対して、形は違えど主税の愛があった。
(この辺りに心揺れるのは私が今、恋愛至上主義モードだから・・・仕事に草臥れてるw)
 
さて、二瓶君のお蔦ちゃんは安定の可憐さだったので
特筆すべきは、やはり大役を仰せつかっている研修生の永澤君かな。
 
所作はまぁ悪くなかったが、
おっとりとした良い所のお嬢さん感は出ていたけれど、
なんだかべっとりとしたセリフ回しの所為か、少々惜しい感が否めない。
白塗り+口紅するなら薄っすらとした髭はもっと頑張って剃って頂きたく(爆)
・・・うーん。
なんだかオカマさんみたいなのよねぇ~…(苦笑)
 
白塗りもせずガッツリの揉み上げ髭面の待合女中さんも居られるのだけれど、
ちっとも嫌らしい感じがしないのは贔屓目だけではないと思うの(多分w)
 
ということで若手が増えるのは大歓迎なので、
もっと頑張って欲しいね!と思った妙子ちゃん初日でした。