バリーターク@神奈川芸術劇場(大ホール)、
5月2日(水)ソワレ公演拝見。
(E列 下手側)
GW前半は3日中1日出勤、後半戦は4日中3日出勤と、
2年越しの仕事の集大成のタイミングでもあった訳でしょうがなかったですが、
それでも、どうにかGWらしきことをひとつできました(*^-^*)
当初は神奈川、東京と外れまくっていたところに、
まさかの兵庫公演当選で、関西方面まで出向く覚悟はしていたのですが・・・
あやめの公演とも丸被っていて、
関西方面の方とチケット交換が出来たので有り難く神奈川公演にお邪魔してきました。
仕事帰りに寄れる距離、助かりました・・・💦
物語はアイルランドの方の書かれた不条理劇。
男1(草なぎ剛)、男2(松尾諭)の住む場所に、不思議な男3(小林勝也)が紛れ込んでくる。
上演時間は約90分。
前情報としてはこの程度しかない状態で臨んだ久しぶりの観劇でした。
暗転後、冒頭のつよぽんのセリフの朗々たること。
3年ぶりの役者・草なぎ剛の生声に一瞬で魅せられました。
非情にクリアに響いて耳障りな部分がちっともない。
そもそもが不条理劇なので、ストーリーを追う気はなかったですが
80’sの音楽に合わせてテンポよく踊り歌い、着替え、食事をしたり、
唐突に発作を起こしたり、
幻聴のような声を聴き、
時には羽音をたてる虫を追い回し。
バリータークの時間になると、唐突にその町(バリーターク)に住む人間の真似を始め、叫び、狂い。
物語後半に男3が登場するとは言え、
ほとんど全てが閉じられた一室での二人の男の創造世界のお話。
丁々発止で飛び交う取り留めのない台詞や、多くの人名。
たまには面白いと感じられるセリフの応酬もあるものの、
基本的には子供が一人遊びをしながら語る物語のようで筋書がある訳でもなく、結論もなく。
ひたすら続く不条理劇を観続けられたのは、
やはり男1、2を演じた役者2人の役者力の為せる業、だと個人的には思ってます。
ファンなので当然贔屓目というのものあるでしょうが、
趣味の一つに「観劇」と名乗る人間としても、草なぎ剛の役者力は半端ないと唸りながら拝見。
セリフのひと欠片にも「草なぎ剛」は居なかった。
あんなに普段はカミカミなのに(笑)、なぜにあれほど文脈の繋がらないセリフが滔々と出てくるのか不思議過ぎた。
バリータークというおかしな世界にこもる男1だった。
個人的には、不条理劇は正直なところメンドクサイので好きではないが(苦笑)
是非とも草なぎ剛の役者力を観に行って欲しいと思った1本。
小道具や音楽、演出、どれを取っても力の入れ具合が半端なく、
200人程度の客席規模のハコにギュッと濃厚な舞台エキスが詰まっていて、
久しぶりに総合芸術を観た!といった心持ちでした。

