心も一人だということに気づいてしまった

涙が頬をつたって床に落ちる。

涙よ、止まれ

まじないのように何度も自分に言い聞かせる

けれど止めどなく溢れてくる涙。

この涙はいつ乾くんだろう…

この心の虚無感はいつになったら消えるんだろう…

終わりのないモノに感じて、失望し、
何も感じないように、耳を塞ぎ、目を閉じて涙が乾くのを待った

この人なら…
そうやっと思える人とやっと出会えた気がした。
この人は裏切らない!そう思えたりもした。

でもその反面、私という人間はとことんずるい人間で
私と永遠が付き合ったら元彼は嫉妬してくれるかとか
少しでも悔しがったり、悲しがったりするかとも考えてしまった。

告白のきっかけは私が元彼と別れて、弱い部分を見たからだったらしい。
それまでは自分をしっかり持った「すごく強い女」に見えてたらしい。
でも別れて、弱い部分を見て、
「守ってやらなきゃ!」と思ってくれたらしい。

あんなみっともない姿を…
泣きじゃくって、メンタルだけでなく、メイクもグチャグチャだった
いろんな意味で人に見せられないあんな姿を見て
好きになってくれた人もいた。

神様はいたんだ
ってか永遠が変わり者だっただけ?

人生捨てたモンじゃなかった

元彼と別れた後、恋愛に対して臆病になってしまった。
本気で恋愛することは止めていた。
傷つくのが恐くて…。


いいカンジになる人もいたけれど、いつも本気にならないように
どこかでブレーキを掛けていたり、
どこかでチャカしたり、フェイクにしていた。

他人の前では自分を偽って、平気なふりしてたけど
本当はグチャグチャで、ハチャメチャでどうしようもなかった

永遠はそんな私でも好きになってくれたらしい。

私は本当にごく普通の人間で、可愛いってタイプでも、美人ってタイプでもない。
街の中にいて、本当に冴えない「人」
通りすがる人の中の一人。

そんな存在感の人間だ。

でも永遠は違った
スラッとした長身。
大人顔なのに笑うと子供みたいな無邪気な顔。
買い物に行ったり、飲みに行ったりするといつの間にか
周りにいる人と友達になっちゃう、男女ともに好かれる人。

人の痛みのわかる人。誰に対しても誠実で、人を叱れる人。
永遠の周りにはいつもいろんな人がいて笑顔が絶えなかった。
一緒にいて飽きなくて、いつも一緒に居る人を幸せな気分にする人だった。
一緒に歩いていると、シャン!と前を向いていて、自慢したくなるような人だった。

一緒にいても私とは不釣り合いだと思って引け目を感じてた。

携帯に張ってある前の彼女はモデルのように細くて可愛い。
なのに永遠は無邪気な笑顔で
「コイツ、俺の彼女の中で一番ブーちゃん(不細工)だった」なんて言う。
残酷だ。

その人から告白された。
「私でいいの??」
軽く20回は聞いたと思う。


最後の方は永遠に「俺じゃ嫌?」って言われる位聞いてしまった
「俺がお前の弱い部分を支える。一緒に頑張ろう」
その言葉に涙が溢れてしまった。