中身のない出産祝い

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私がなぜ離婚するのに2年半も家庭裁判所に通うはめになったかを綴ってます



第10回


1年ほどの妊活の結果、妊娠した私。
「子どもができたら変わる」と言い続けた夫は相変わらず。
出産予定日が近づいても、変わらず午前様。
初めてのことで不安な気持ちを伝えても変わらない。
飲み仲間に、妻が妊娠してて出産が近いから帰る、と言えないの！？と何度も詰め寄りました。
もちろん無駄なことでした。

毎日、お金のことだけでなく、それ以外でも言い争い…
私は精神衛生的にも良くないと思い、近くの実家に帰りました。


出産には立ち会ってくれました。
おそらく世間体。


産院でもお見舞いに来たかと思いきや、お金をせびられました。
ランチ代を節約しようと、家に戻って昼ごはんを食べている間に、駐禁取られたそうです。
だから自分は悪くないと、正当化する。




そして、ついにその日がやってきます。




「会社から出産祝いをもらった。お返しを用意して」

と投げるように渡された祝儀袋。






中身がなかった。





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