憧れの滝沢家
滝沢パパが
「人生限られた時間の中で(喧嘩したりしているより)仲良く過ごしたい」
といった事を言われていた。
私は19歳の時、目の前で展開された衝撃の光景を思い出した。滝沢パパ(こと、伸介氏)同様、穏やかで、人格者で人気者の同級生(なので、同じ19歳・女子なのだが)決して怒ったりしない友人に対し、別の友達が
「あなたって、絶対怒らないし、いい意味でおばあちゃんみたいだよね」
と言った時に、彼女の返した言葉が、私にとって衝撃すぎた!!!
「だって、怒ると疲れちゃうでしょ?」
と彼女は言った。私は子供の頃から、親が学校に提出する「短所」の欄に、必ず『短気』と書かれていて、自覚も凄くあった。それは無意識だったのだが「だって、怒ると疲れちゃう」という発想は全くなく、その言葉を聴いたら、今まで、無駄にエネルギーを浪費していたような気になり、何だかもう怒る事なんてアホらしい位で(笑)。
それから、大抵の事はどうでもよく
『怒らないといけない事なんて、本当はそんなに無いじゃない?』
くらいの捉え方に様変わりした。
穏やかそうに見える人、怒らない人は、生まれつきそういう人もいるのかもしれないが、その人なりのイズムがあって、意図的にそうしている(そうなっている)ものなのかもしれないと、ハッとさせられた。
「怒るとか、怒らない」とか、穏やかとか・・・・色んな人がいて、色んな事があるけど、すべては、その人の哲学から発生しているものだなぁと、改めて。