以前「パール婚」の記事↓を書いた時に、ちらっと触れたのですが、新婚時代に夫に買ってもらったパールのジュエリーを、今日は紹介したいと思います。
ティファニーの「ドアノッカーリング」。
久しぶりに、この青い箱を探して出してきて、なんかめっちゃ安っぽい小さな箱でびっくり。笑
当時でも、結構なお値段した覚えがあるのだけど、わずか5cmくらいの紙の箱ですよ。
今はもうちょっとマシな箱なのかしら。
この指輪を買った経緯。
これを買ったのは、結婚3年目の記念日にハワイに行った時でした。
オアフではなく、マウイ島のティファニーで買いました。
たしかウエスティンマウイ、の隣にショッピングセンターみたいな所があり、その中にティファニーが入ってました。
なぜ買ってもらったかというと、私の親友が、ちょうどこの年に結婚して、新婚旅行でハワイに行き、そこで「新婚旅行の記念」として、シャネルのバッグを買ってもらったという話を聞き、へぇ~、みんな新婚旅行の記念に夫に何か買ってもらうものなんだ・・というのを初めて知って。
でも、私はとっくに結婚していたし、新婚旅行の時に何も記念になるようなものを買ってもらってなくて・・。
今さら・・という気もしたのだけれど、せっかくハワイに行くし、新婚の時に買えなかった分として、今年(3年目だけど)買ってもらおう、と思い、夫に申し入れたのでした。(〇〇子もダンナさんに買ってもらったそうだから、私も買って~~と。)
私はあまりバッグには興味なく、記念として長く使うなら、ジュエリーの方がいいなと思って。
当時、VERYという雑誌が創刊されたばかりで、その雑誌のティファニーの広告にちょうどこのリングをはめたモデルさんの写真がありました。(名前は知りませんが、オードリーヘップバーンに似た方でした。)
その写真を見て、なんて素敵なの!と一目ぼれしてしまったんです。
パールが元々好きだったのもありますが、ドアノッカーというネーミングもかわいいなぁと。
モデルさんは、指輪をはめて、頬杖をついていたのですが、その指から垂れ下がる感じがかわいくて。
こんな感じ。
・・しかし、結果、この指輪は大失敗でした
それまでの私のティファニーのイメージは、オープンハートやビーンズのように、永遠に廃れない物、長く使える物・・というイメージでした。
なのに、このドアノッカーの流行りはあっという間に終わり(てか、そんなに流行りもしなかった)、あまり付けている人も見かけず、あっという間に店頭から消えてしまいました・・。
結果、これを着けていても、ティファニーと気づく人は一人もおらず笑、しかも、日本に帰ってから直営店でサイズ直しをしてもらったのですが、その時に、いつものサイズ(5.5号)にしたら、なぜかキツキツで・・。
後から、分厚い指輪は、いつものサイズよりワンサイズ上げないときつい、という常識?を知りました。
その時は、それを知らず、婚約指輪と同じサイズにしてしまっていました。
それで、いまだにこの指輪はキツキツで、はめれないことはないのですが、はずしたり、はめたりが、かなり時間かかるので、余計にしなくなりました・・。
さらにうっかりしていたのは、この指輪が「パール」だったことです。
パールはご存知のように、水を嫌います。
手を洗う時には、いちいち取り外さないと、真珠が傷みます。
そんなことを、買う時は、すっかり忘れていたんです。(若気の至りですね・・)
いちいち外すのがめんどくさい上に、さらにサイズがキツキツなので、余計に取り外しづらいし、正直お手洗いに行くたびに、毎回外していたら、一日何回外すんだ??って感じになるし、結果、全く着けなくなりました・・・
そうこうしているうちに、30代になり、だんだんゴールドよりホワイトゴールドを好んでするようになり、時代と共に金も高くなって、こんなにボリュームあるジュエリーも廃れてきて・・。
今見たら、このデザインって、もろ「昭和」って感じだし・・古くささが否めない・・。
今は、お守り代わりとして、大事な検査だとか、検診だとか、そういう時に、夫が買ってくれたから「お守り」として、ケースに入れたまま、鞄に入れて持って行くくらいの用途にしか使ってなくて、指にはめることはありません・・。
そんなかわいそうな指輪、たまには日の目を見させてあげようと、記事にしてみました
パール婚だしね・・。
夫からもらった唯一のパールのジュエリーなので。。。
また機会あれば、過去の遺産?を紹介したいと思います笑