2020年も今日で終わり。
今年を振り返り、ちょっと自分の過去のブログを読み返してました。
3月頃は、とにかく、コロナが怖い、仕事辞めたい、コロナ鬱、コロナ離婚・・・って、そんな話ばかり。
でも、人一倍怖がりの私には、やはりこのコロナ禍で、仕事を普通に続けること自体、無理だったな、って心底思います。
その結果として、実際10月に仕事を辞めたわけで・・。
正直、4月に緊急事態宣言が出た時点では、国から「守られている」という意識があり、職場もそれに即して、職員を守ってくれるはず、と思っていました。
でも違った。
緊急事態宣言はあっという間に明け、それ以降は二度と宣言が出ることなく、国は完全に「経済を回す」方向に舵を切った。
そのことにより、どんなに怖くても、不安でも、仕事に行かないわけにはいかなくなり、世の中が、またコロナ以前と変わりなく「働く」という状態に戻ってしまった。
もちろん、会社によっては在宅メインのところもあるし、うちの職場も、一応4月以降、在宅できる環境は整ったので、私もかなり長い間、在宅と出勤の両方でなんとか続けていたけれど、上司としては、ずっとそれが気に入らなかった。
在宅する「権利」はあったけど、上司は本当は出てきてほしいのに、渋々許可していただけ。
上司と私のコロナに対する意識の違いが仇になり、溝は(以前からあったけど)益々深まり、結局決裂して辞めることに。(その前の様々な経緯は省略)
結局、やっぱり怖がりながら出勤って、私は無理だったんだ、最初からわかっていたこと。
私は普通の人とは違う。
怖がり度が半端ない。
結局、2月以降、いまだに一度も「外食」していないし、友達とも、兄弟とも一度も会っていない。
親と会ったのは、たった二回。それも必要に迫られて、短時間。
そして極めつけ、1月後半から今まで、一度も電車や公共交通機関に乗っていない。
おそらくそんな人、日本中で私一人じゃないかとすら思う。
ほとんどの人が、公共交通機関に乗らなくては、通勤もできないわけだし、病院にも行けない。
私も、やはり定期検診や、体の不調は多々あるから、病院はこの一年結構行った。
普段なら電車で行く病院も、今年はすべて車で行った。かなり遠いのに、高速に乗って。
診察中は高いコインパーキングに停めて。
そこまでするくらい、コロナが怖い。
今でも思う。電車に乗って、ラッキーにも座れたとして、万が一隣の人が咳をしていたらどうする??立って、移動する?
一度立ったら二度と座れないのに?
万が一、向かいの人がマスクをしていなかったら?
大声で話す人がいたら?
それよりなにより、もし無言でも、あんな蜜の状態で長時間、人がひしめいていること自体、恐ろしくて耐えられない・・。
(特にうちは田舎なので、どこへ出かけるにも、30分は電車に乗らないといけないから、1駅、2駅とはわけが違う。)
どう考えても電車にはやっぱり乗れない。
でも、おそらくそんな人は私だけ。
やっぱり異常的に怖がりだから、社会順応性がないし、ってことは、普通に仕事もできない。
社会人失格って、烙印を押されるだろう。
でもそれでもいい。それより、感染が怖い。
そしてその結果が、とてつもないストレス。
だって、美味しいものも一切食べれない、会いたい人、好きな人にも会えない、人と会わないってことは、外出しない、
外出しないってこてとは、大好きな洋服やメイク用品も不要なので買わない、買い物しないってことは、ストレス発散ができない。
(女性って誰しもそうだと思うが、買い物でストレスを発散しているところがあるから。)
その悪のスパイラルの繰り返し。
普通の人なら、外食もする、人とも会う、なんなら、gotoで旅行も行く、やりたいこと我慢しない、全部やる、だからきっとストレスもたまらないのだろう。
そこが、私と違うところ。
だから、私は、たぶん普通の人より、何倍も、何十倍も、ストレスが溜まっているのだろう。
じゃあ、ストレス溜めないために、外食すればいいじゃん、人と会えばいいじゃん?と、人は言うだろう。
でも、外食すれば、きっと「あそこで、マスク外して人とご飯食べたことにより、コロナ移ったかも・・」と、それから二週間、不安な日々を過ごし、気も狂わんばかりになるだろう・・・。それが私。
私にはその方が、ストレスなのだ。
だから今日も私は、おしゃれもせず、メイクもせず、誰とも会わず、家で自分の作ったご飯を食べる・・・。
ストレスは溜まる。
でも、そこには、紛れもなく、とてつもない安心感がある・・。仕事に行っていた時は、なかった安心感が。
今、仕事を辞めて、家にずっといられる幸せ。
家にいても、誰にも文句言われない幸せ。
家にいれば、感染しない。(夫に移されない限り、だけど。少なくとも、自分は感染しない。)
その安心感は、何物にも代え難い。
あーーあ。本当に厄介な性格だわ。
(2020年の総括が、こんなネガティブですみません。)
来年は少しでも、コロナ禍に何かしらの希望の光が射しますように!!