夢の中でも逢えないあなたへ。
出逢うことのないあなたへ。
あの夜を思って、涙することはありますか?
いつもの夜、いつも通りの日常。
ピアノの音に沈んでいたら、あなたの言葉が頭の中で回り始めた。
どんな言葉だったか覚えてるはずもないけれど、あなたの言葉の雰囲気が、一瞬私を支配した。
たくさんの言葉のやり取りも、ただの遊びだった。
遊びにしても、あなたの言葉は不思議だった。
私は自分にとどまれず、あなたの世界に溺れた。
もっともっと溺れたいと願った。
二度と救われなくても。
二度と救われませんようにと。。。
いつの間にか、ピアノの音が止んだ。
…油断してた。
あなたの世界を思い出すなんて。
いつの間にか、ピアノの音が止んだ。
…油断してた。
あなたの世界を思い出すなんて。
救われないままの夜に、身を浸し、また祈る。
あなたは救われますように。
夜。