こんにちは、Rinです。


今日は、最近ふと思うことを書いてみます。


 私は、夫の不倫を経験して、今まで思いもしなかった事を考えるようになりました。


 結婚したら、夫婦は共に支え合って、生涯一緒に暮らすのが当たり前、と思って来ました。


 そして、

 そうするもの、

 そうしなくてはいけない、

 

と思って来ました。


 でも、どんな事も当たり前ってことはないんだなぁ、と。



 子育ても、家族との関わりも全部、

「こうありたい」という目標というか、理想像みたいなものが、ぼんやりありました。

こんな家族でいたいなぁ、と思うイメージです。


 それを目指すことで、家族や自分が心地良かったり、幸せだなぁと感じるなら、それで良いのだけれど、自分に我慢や苦しみを与えるようなら、目指すところは違うのだろうなぁ、と。


 夫との関わりでも、こうありたいの気持ちがあって、不満を抱える事もあり、口にする事もありました。そんな時、夫はたいてい「わかった」と言って、私の意見を聞いてくれていました。

 わりと自由で呑気な夫だから、私のそんな不満を気にしてイライラする事もないのかなー、と思っていました。

 私の気持ちに対しては、少し鈍感なのかなと勝手に思っていた私でしたが、

不倫をしたら、夫は鈍感どころかむしろめちゃくちゃ神経質で、私のちょっとした言葉や、仕草や表情、声の様子、色んなところに過敏に感じて、落ち込んだり、怒ったり、喜んだり、安心したり。 

 この人こんなにデリケートだったっけか?


 夫は、どちらかと言うとメンタル的に弱い人、だけどいざと言う時は信頼できる人、と思って来ました。ただ、私が思っているよりずっと弱い人だったのかなぁ、と思うようになりました。


 そして、それは私もです。夫の不倫で、私ってこんなに弱かったっけ、と思う事が何度も何度もありました。


 人は一面だけじゃなく色んな面があって、

光の当たる所もあれば、影の部分もありますね。


 頭では知っていました。

でも、心からそう思うことができていなかったんだなぁ、とわかりました。


 呑気で自由でのんびりな夫も夫だし、

デリケートで誰かのちょっとした自分への批判を不安に感じてギラギラ戦闘モードの夫も夫の姿。


 100%を求めなくたっていいんだよね。

心にゆとりを持って、ゆるめていく事で、不満に感じていたことが、ヘェ〜、そうなのかぁ、


なんて思えることもあったりするのです。