母の日 | 二男の母は次男の嫁

母の日

先日の母の日🏵️

当日の日曜日は、義母はデイケアーの日なので、前日の土曜日に、モラ夫と二人で面会に行って来た。


施設入居の親のお祝いやイベントでは、毎回とても悩む 🤔

衣類も最低限あれば間に合うし、

外出も容易ではない。

お花を飾ってあげたいけど、車イスの義母に生花のお世話は無理なので、

結局、食べ物の差し入れくらいしか思い付かない💧


今回はつい数週間前に担当者会議があって、ついでにおやつを差し入れしたばかりなので、

同じ様なお菓子も芸が無い💧


そこで、最近見つけた海辺の町に、結構な規模の【🍊みかん市場】の事を思い出し、

みかんなら、部屋で容易に剥いて食べれるし、日持ちもする!爆笑飛び出すハート

しかもこのみかんが【はるみ】という名前の、とにかく【激甘】のみかんだった 酔っ払い酔っ払い酔っ払い


コレは、我ながらいい差し入れを思い付いたと自信満々で、

加えて、病院近くの老舗の和菓子屋サンで甘味を買って行けばちょうど良い具合だなと考えた ニコニコ


そして、やっぱりどうしても【お花】も諦めきれなくて、

去年の母の日も、薄紫のきれいな石鹸でできたアートフラワーを🎁して居室に飾ってあるので、

また同じ様な造花もどうかな…と煮えきらず、

プリザーブドフラワーのお店で、自分が気に入るのがなくてグダグダ悩んでたら、

モラ夫が

「コレでいいやねーかッ💨」と、痺れを切らしたので、仕方なくそこにある中で、¥4900のプリザーブドフラワーを妥協して買った🥀





そして、これ等の🎁を持って、いざ義母の施設に向かった。


そして、先月からやっと面会も解禁になり、自由にエレベーターに乗れる様になり、

エレベーターを降りると、偶然目の前を義母が車イスでチョコチョコと、ホールから居室に戻っている所だった。


ひらめき「お義母サン!ルンルン」と肩をたたくと、

驚いた顔でアタシの顔を見た義母。


第一声は、

おばあちゃん「…何しに来たんな?凝視」だった笑い泣き


泣き笑い「アハハハ アセアセ お義母サンの顔見に来たんよ!変わりない?」とアタシ。

…ま、いっか…爆笑


それから部屋に入り、まずはお花を渡すと、

おばあちゃん「あぁ…可愛いなぁ照れ」と喜んでくれた✨

もしかして、去年のお花があるから要らないと、バッサリと斬られるかとドキドキしてたのでホッとした💔

元々、お花が大好きな人だったので、良かった 爆笑


次にお饅頭を出すと、あまりリアクションはないけど、黙って受け取ってくれた。


そして最後に

ニコニコ「コレね、すごく甘くて美味しいから、お部屋で剥いてどうぞ食べて🎵」と出すと、

みかんを見るなり、

おばあちゃん「💦(コレは)もういい、いい!アンタ、持って帰りよ!もういい、いい💦😣」と、

断固として受け取らなかった⤵️


アタシは、何なら今回の🎁の中で、一番喜んでくれると自信があったのがこのミカンだったので、

どれほど甘くて美味しいかをかなり強めに伝えたんだけど、

何が何でも受け取らなかった。


なので、この甘さを知らせてあげれば受け取ってくれるかと、モラ夫も勧めるので、一つ皮を剥いて食べさせてあげた。


すると

おばあちゃん「ん…甘いな😊美味しいわ飛び出すハート」と言ったけど、それでも受け取りは拒否られた🙍


決して嫌いなハズはなかった…

多分、施設では何でもかんでも職員サンがやってくれる毎日で、

おそらくはミカンの皮を剥く事すらがメンド臭くなってるんじゃないだろうか…。


ふとそんな事を思った。


結構しつこくアタシも勧めていると、モラ夫が

😎「もういいわ」的に眉間にシワ寄せて手を振るので、

アタシも諦めた…ハァ…ショボーン


そしてその後も、前に渡したアルバムを見ていると、

もう40年以上も前に亡くなった、自分の主人の写真を見て

おばあちゃん「…もうこの人は◯んだんか…?」と言うので驚いた👀

遺影の義父は黒い喪服を着ていたので、そう思ったのだろう。


そっかー…

こんな大事な人までもう忘れちゃったんだなぁ…と、チョット寂しくなった。

そうこうしていると、アタシばっかりの一方通行の会話も止まり、

気付けば義母は、何も言わずにジーッと車イスに座ってアタシの顔をみあげていた。


それはあたかも、

おばあちゃん「…この人、まだ帰らんのかしら」と言わんばかりの空気を感じたので、

結局15分くらいで退散する事にした(笑)

知らんぷり「じゃぁお義母サン、帰るね、また来るよ」と。


もしかして、ココが自分の家だなんて思ってやしないだろうな🙄


そんな、長い長い母の日の出来事だった 泣き笑い