高校生時代には、一端にも部活動に取り組んでいまして、学校の夏休みには一週間練習漬けになる、夏合宿などというそれはそれは苦行のような期間を体験していました。
一日目の午後には足の裏に肉刺ができて、二日目にはその肉刺が潰れ、三日目には肉刺と筋肉痛で歩行が困難になりと、その姿はとても若々しい高校生とは思えないほどの状態になるほどでした。
そんな苦しい合宿だったのですが、楽しみはあったのです。
夜の校舎の探検(決して女子部屋強襲とかではないですよ)とか、夜中の体育館での暗闇バスケットとか…、まぁ、それが顧問にバレて翌日の練習がさらに厳しくなったりとかしたんですが…。
そんな楽しみのうち最も期待していたのが、最終夜の打上げでした。各学年での余興の出し物や、顧問の先生方の宴会芸とか、それは地獄の後の極楽を思わせるような思いででした。
そして、その時に出されていたのが、顧問の先生が買ってきてくれた、近くの餃子屋の焼きたて餃子です。
とにかく自分たちで作った物以外の物が食べられるというのが嬉しかったです。いくら好きな子が作ってくれたとは言っても所詮は限られた材料で限られた時間内で作った食事では…。青春のスパイスにも限界があるわけで…。
一つ食べた後ですが、いつも通りラー油と酢で
味の感想は…後程
焼き餃子を食べ終わって10分経っても15分経っても水餃子が来ません。周りを見ると、4組後から入店した方の水餃子が提供されています。
そろそろ限界でキャンセルしようと店員を呼ぼうと思ったところで「お待たせしてすみません。今、お作りしていますから」と言われました…。そういわれてしまったら、断ることもできず待つしかありません。さらに待つこと5分、ようやく提供されました。