昨年2月の就任以来、大韓民国の朴槿恵大統領は
「靖国参拝」「従軍慰安婦」などの問題ついて、
日本に厳しい姿勢をとり続けている。1日放送のTBS系報道番組
「情報7days ニュースキャスター」では「朴槿恵大統領は、
なぜ頑なに日本との対話を拒むのか」と題して、
その理由を探るべく朴大統領の半生や人となりを取材VTRで紹介。
これを踏まえ、日本と韓国の今後について、
司会のビートたけしとTBSの安住紳一郎アナウンサーらが
意見を交わした。
コメンテーターの浅田彰氏(京都造形芸術大学大学院院長)が
「最終的には中国や北朝鮮に関して、日本と韓国は
仲良くしなくちゃいけないんですから、むこうの大統領が
どういう方であれ、こちらがある程度折れて、
仲良くしたいという風には思いますけどね」と述べると、
安住アナは「最近、週刊誌でも『韓国が嫌いだ』
というような特集が非常に多いですけれども…」と
日本の週刊誌による一部の報道を不安視した。
すると、たけしは「(週刊誌が)すごい売れちゃって、
大久保のあの辺もかなり店閉め出したし…なんだろうね」
とその指摘を認め、自身の分析を語っている。
例えば米国で韓国系住民が主体となって設置した
「慰安婦像」に「20万人以上の女性が性奴隷にされた」
といったプレートが設置されていることについて
「20万人て、桁が違うだろう。(韓国での元慰安婦)
16人で調査、みたいなことから始まったのが20万人になって」
と異論を唱えた。
この慰安婦像の表記を一例に、たけしは「向こう(韓国)はね、
徹底的に行くタイプ。 日本は『まあ、まあ』のタイプなんで」
とそれぞれの国民性を説明。
さらに「日本人が『もう我慢できねえぞ』ってところに、
そろそろ雑誌がきてる」「週刊誌が『もう許さねえ』
っていう悪口を書き出したんで。売れてるってことは、
日本人全員がややそれに寄ってきているな」などと語り、
日本人の「対韓国」感情を分析している。
稲田朋美姫