海外生活って、
最初こそ目新しさや刺激がありますが、
1年も経つと徐々に慣れてきまして、
飽きてきたり、
不便さに目が行ってしまったりもします。
ついつい、文句が出てしまうとか、
ついつい、日本と比べてしまうとか、
そんな私ってダメだよね・・・
恵まれた環境なんだし、感謝しないといけないよね・・・
というお話を聞くことがあります。
どうして感謝できるの?と聞かれることもあります。
私なりの回答なのですが、
私が今の生活に感謝できるのは、
見知らぬ土地で、
不便さを感じて、
生活も人間関係もゼロからスタートしたから、
私が苦手なことも、
私一人では出来ないこともたくさんあるから、
つまり、
何もないから、
何も持っていないから、
自分でコントロールできないことも多いから、
心から感謝できます。
いやもう、感謝しかありません^^
夫が働いてくれそのお給料で暮らせること
(以前のように共働きじゃなくてもいいなんて、ありがたい)
メキシコ人に、外国人の私が親切にしてもらえること
(反日や、外国人に冷たい国や場所もたくさんありますよね)
駐在仲間の日本人に親切にしてもらえること
(中には意地悪な人だっているでしょうに、それがないとか・笑)
こんな風に、
ありがたいなーーーーと感じています。
反面、
不便さ、不満、日本との比較・・・・
感謝できない、
感謝が出てこない時もありますよね。。
そんなブラック(?)な感情・・・、
私も時々感じています(笑)♡
ここで重要なのは、
感謝できない自分を、
責めないことなんじゃないかな。
それよりも、
感謝できない自分と対話する方が、
自分のためになるんじゃないかな。
なぜなら、
自分を責めたいわけではなく、
ブラックな感情から抜け出したいのでしょうから。
私は、ブラックな自分になった時は、
第三者から自分を見るイメージで、
「あらあら、私、そう感じてるのねーーー」
「まあそうだよね、そう思っても仕方ないさーー、そういうときもあるさーーー」
「よく頑張ってる!よくやってるよ〜、私」
「どうなったらいいだろうね?」
といった具合で、
無理せず、
自分を客観的に見るようにしています。
第三者目線を取り入れると、
冷静になれたり、
あれ、ここ悩むところじゃないかな?
と自分で気付いたりすることが多いのです。
そして後々、
(自分が)ブラックな感情になったゆえに、
人の気持ちがよく分かったりして、
当時の自分に感謝でき、
不思議な気持ちになったりもするのです。
「ありがとう」は、楽しく探せるもの。
「感謝できない、ブラックな気持ちも大切な感情の一つ」
相反するようですが、
どちらも私の幸せに繋がっています。
メキシコでの不便な生活から、
そんな新しい発見をしています。