久々の読書レポです!
先月、一冊本が行方不明ーー( ´Д⊂ヽって騒いでましたよね
その後無事に本が見つかったけど、年末年始を挟んだので
年明けやっと図書館に行けます~
ちなみに、前回に引き続き借りた、料理本については省かせて下さい。
では、今回は4冊紹介します!
「きちんと生きてる人がやっぱり強い!」 内海 実 ☆☆☆
自動車業界のトップを走ってきた著者。
様々な人と接する中で、不器用ながらもきちんと生きてる人、
「愚直」と言われようと、真っ正直にきちんと生きてる人が
馬鹿を見ない世の中であるべき。
そういう思いを込めて、この本を書かれたそうです。
著者の部下を愛する気持ちや、
ブレない考え方に感銘を受けました。
いくつかの章の最後に記載されている、
イマイチな人と、きちんと生きている人の違いの文章が
簡潔だけれど参考になったので紹介します。
イマイチの人はわずらわしい人間関係を避けて、どんどん心を閉ざすが
きちんと生きてる人は、自分の殻に閉じこもらずに、
積極的に人に関わり続けることで心を開いていく。
イマイチの人は不機嫌な返事で不満を表すが、
きちんと生きてる人は、常に気持ち良い返事をする。
その行為は良い状況をさらに良く、悪い状況も好転させる第一歩となる。
イマイチの人は面倒なことは人にやってもらうように仕向けるが、
きちんと生きてる人は、面倒なことこそ自分がやる。
万が一の時でも自分が責任をとる腹が据わっている。
イマイチの人は「~してあげる」の思いが言動に見え隠れするが、
きちんと生きてる人は「~させていただく」という気持ちで
行動するので、好感をもたれる。
この他にもたくさん書いてあります!
私は、まだまだイマイチ要素が多いけれど、
この本を読むことで、背筋が伸びた気がしました。
「愛される19の知性」 八坂裕子 ☆☆☆
かわいい知性、清々しい知性、いたずらっぽい知性・・・など
19の知性について例えを用いて書かれています。
その中から気になった「強い知性」について。
怒りを我慢するのは理性である。
怒りを表現するのは知性である。
感性がキャッチした怒りをどのように表現するか。
そこに知性がキラッと光るのだ。
怒りを怒りで打ち返さず、ソフトに抗議するという怒り方がある。
「そんな言い方をされると、泣きたくなるわ」と
笑顔で訴える怒り方がある。
話せば話すほど、怒りは熱く真っ赤になりそうなので、
あえて黙って自己燃焼させるという怒り方もある。
知性を成長させて、怒りを表現する。
怒りを表現して、知性を磨く。
強い知性は、ジーンズに似ている。
ダメージを恥じないのだ。
ようこそ、傷や痛みよ、と受け入れる。
ダメージがあるからこそ、かけがえのない自分のジーンズなのだという誇り。
強い知性は、ジーンズのように進化への意欲を忘れることがない。
著者によると、喜怒哀楽の中で
怒りを表現するのが一番困難だと言います。
私も怒りを表現するのが、下手です。
爆発もできないから、よそよそしい態度を取っているぐらい。。
でもどうしても納得できない、不当な扱いを受けた際は
知性を持って怒りを表現できたらいいな…と思いました。
「宝塚式 美人 養成講座」 貴城 けい ☆☆☆
元宝塚歌劇団宙組男役トップスターの著者。
宝塚の舞台裏に「戒め」として貼り出されていた
25箇条の心得。
目が輝いていない、自分が最も正しいと信じ込んでいる、
いつも周囲が悪いと思っている、等々
「こんなことをしたらブスになる」という25の項目に沿って
話が進められています。
参考になった文章
↓
相手に自分の気持ちを伝える時、一番分かりやすいのが
やはり言葉にすることだと思います。
特にプラスの気持ちは、伝えられた相手もうれしいはずです。
「おいしい」「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉は、
すっと口をついて言えるようになりたい美しい言葉です。
そして言葉は伝えるタイミングも大切です。
タイミングは一瞬のもの。
ですから、周囲の状況をよく見ながら、
その瞬間を逃さないことも大切です。
気持ちは言葉にして伝える。そしてタイミングを逃さない。
この二つを頭に置いて「おいしい」とか「美しい」など
感じることのできる心の柔軟さや、
瑞々しさを失わずにいたいと思います。
「清く、正しく、美しく」に込められた
気品磨きのエッセンスを、美しい貴城さんが教えてくれます。
全体的に、かなり読みやすい内容です。
女性として忘れてはならない大切なことが、
分かりやすく丁寧に書かれています。
宝塚時代の話も多々出てくるので、そういった点でも
楽しめる一冊でした。
「やっぱ、自分ブランドでしょ」 蟹瀬令子 ☆☆☆
広告代理店にて「ムーニー」や「ヨード卵・光」等
数々のヒット商品を世に送り出し、
「ザ・ボディショップ」社長まで経験された著者。
ボディショップが大成功した後、経営から完全に手を引き、
自由な立場で次の展開を模索しているそうです。
とにかく、「カニセレイコ」という自分ブランドを確立した
著者の軸を貫く生き方に、尊敬の念を抱きます。
仕事においてすごい成果を収めつつも、
苦悩した話なども書かれていたりして、
働く女性の強さを垣間見れてたような気がしました。
印象に残った文章はこちら
↓
仕事は「自分探し」をするためにあるのではない。
いろいろな仕事を通じて、
「自分がこうありたい」という姿を実現させていくものだと思う。
そのために必要なのが「軸」だと思うのだ。
この「軸」さえしっかりもっていれば、たとえどのような仕事に就こうとも、
「自分ブランド」を高めていくことができる。
「これもできます」「あれもできます」というのは結局、
なにもできないのと同じだったりする。
だからこそ、自分の「軸」をしっかり持って、突き抜けてしまう。
そうすれば、他の人と同じ土俵で勝負する必要もなくなる。
ビジネスの現場において、いい人にみせよう、
いい人に思われたいからと、そういう気遣いに時間を費やすのは、
とてももったいないことのように思える。
ピアノが弾けなくなったらピアノを弾く。
コピーが書けなくなったらコピーを書く。
仕事上の人間関係に悩んだり、自分をうまく表現できなくなったりで
悩んだら、まずは仕事に集中していく。
そんなことが肝心なのだと思う。
仕事の悩みは仕事で解決する。
労力の出し惜しみはしない。
同じように能力の出し惜しみもしない。
出し惜しみをしていいことなど、ひとつもない。
出さなければ、どんどん腐っていく。
蓄積されるのではなく、腐ってしまう。
全体的に、仕事に関する話が多いですが
仕事意外にも応用できる考えも多々あるので、勉強になりました。
やはりトップになる人は、違うなぁ~と
改めて考えさせられた一冊。
私のブレブレな軸も、ちゃんと見直して
自分ブランドを確立できるように頑張ろう!と思いました。
以上で読書レポ終わりでーす☆
ちょっと久々の図書館。
次はどんな素敵な本に出会えるかな(∩∀`*)
長い記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪