この前図書館で見つけて『おっ子供の頃好きだったやつ」と手に取ったこの絵本
天邪鬼(あまのじゃく)の語源はこの鬼からなのかな?
話のあらましはこうだ
むかしむかしあるところに
おじいさんとおばあさんがすんでおった
おじいさんは山に芝刈りに
おばあさんは川に洗濯に
おばあさんが川で洗濯をしていると
おおきなうりが川上からどんぶらk
ストォーーーッップ!!!!!!
なんかもうそれどこかで聞いたことあるやーーーつ!!!!
その後、もちろんそのうりを割ると中から女の子が出てきて、うりから生まれたのでうりひめと名付けられることに。
(うりって平仮名だと読みにくいよね)
すくすくと成長し、あまりの美しさに帝に輿入れが決まったうりひめ。(この辺はかぐや姫みある)
玉の輿が決まり喜ぶとじじばば、輿入れ前夜、うりひめの好物のご飯をつくろうと夫婦揃って出かけていく。『あまんじゃくが来るで絶対戸を開けてはならん』と盛大にフラグを立てて。
案の定、あまんじゃく登場
『おれの爪が入るだけ開けてくれ』
「いやーよぉ」
『おれの指が入るだけ開けてくれ』
「いやーよぉ」
『おれの手首が入るだけ開けてくれ』
最初は他は断固として戸を開けないうりひめだけど、少しづつ要求をエスカレートするあまんじゃくに負けて少しづつ戸を開けちゃう。けしてエロではない。(何を言ってるんだ)
まんまと家に侵入したあまんじゃくは何するかといえばうりひめに『柿食いにいこう』と外に連れ出す。
そしてすいすいと木に一人で登り、
自分は熟れた柿の実を食べ、『わたしにも取って』と言ううりひめに「これでも食っとけ」と青い固い柿を投げつけるあまんじゃく
さるかに合戦ですね
この後うりひめを木に縛りつけ着物を交換し、うりひめと入れ替わるあまんじゃく
輿入れの途中でうりひめを縛りつけた木の横を通りバレてしまうが、
あまんじゃくは逆上したじいさんばあさんに
牛と馬に片足づつ結びつけられ、反対の方向に走らせて股から真っ二つに裂かれて死ぬ
という壮絶な最後を迎える。
処刑の仕方よ。
大人になって読んだ感想
『あれっこんな話だったっけ』
ってよくあるけどこれもそのなかの一つ。