パパちゃんありがとう☆ |  香寿美のおしゃべり♪    *オフィシャルブログ*


ブログを書くか?
書かないか?

悩みに悩んで
やはり…

記憶が薄れないうちに
自分用記録として
残す事にしました…

ガーベラガーベラガーベラ


その日は突然やってきた…

2022年11月26日(土)

ぼんちゃんは神戸にライブに
出掛けて留守でした。

私はお家で家事をして
過ごしていました。

両親はパチンコに遊びに出掛けて
いました。

夕方17:15頃
そろそろ両親が帰ってくるかな…

そう思っていたら

母から電話が!

「パパが倒れた!通りかかった人が救急車を呼んでくれて、今、薬局屋の前にいる、カスミは病院が決まるまで家で待ってて」と…

嘘でしょう…
嘘でしょう…
嘘でしょう…

なんで…

と何度もひとり言を言って
すぐに出られるように支度をしました。

でも、待ってられなくて

車で薬局の前に向かいました。

到着すると

救急車に乗せられ

横たわった父が

隊員の人と会話していた

それを見て、ホッとしました。

救急車で病院はすぐに決り

家から近い

大手の病院に運ばれることに

私は救急車の後を追って

病院に到着。

医師から

すぐにも亡くなるようなお話しが…

嘘でしょう…
今なの…?
パパちゃん死んじゃうの…?

母とうろたえました…
涙が出てきました…

医師が
お会いになりますか?

パパはまだ話せていて
トイレに行きたいと…

医師を見たら
「ウン」とうなずいたので
オムツしてくれてるんだと思い

カスミ「パパ、ここでして
大丈夫だよ」

パパ「嘘や」

カスミ「大丈夫だから」

この会話から
見る見る父は昏睡状態に…

何とか命はとりとめた。

脳外科医から詳しい
病状の説明を受けました

「脳出血で、かなりの重症です。
もうご自宅へ帰る事はできません」

残酷な宣告でした…

11月26日㈯この日から

父はお家に帰れなくなって
しまいました…。

コロナ禍で面会も許されない…

面会は週に一度のリモート面会

父はわかっているのか?
わかっていないのか?
リモートではわからない…

母と毎日、泣きました…

でも、父の意識がハッキリして
いないのが
私達の救いでもありました。

もしも、意識があれば
お家に帰りたくて
父は辛い辛い毎日を過ごす事に
なるからです。

丁度、一年前の11月に
脳梗塞で入院した時は
軽症だったので
面会に行くと
父は泣くのです。
お家に帰りたいと…

たった10日間の入院でも
とても辛そうで
早めに退院させてもらった
くらいでした。

私達家族にとっても
心労の毎日でした…

四六時中一緒にいた
母はかなりのショックのようで
私が母をパパちゃんの代わりに
守って行くと強く思いました。


12月13日には
私の大切な還暦祝いの
KASUMI Birthday&Cristmas concert
RED Party
が控えていました。

病院から電話が
いつかかってくるかと
ハラハラする毎日

コンサートは満席のご予約を
いただいていて
もしも
万が一が起こってしまったら…

色々な想定を考え

スタッフからも

とうする?と…

たくさんの方が楽しみに待ってて
くれている

プロとしてちゃんと演じきる!!
パパちゃんに万が一が
あっても
パパちゃん、待ってて
と、言う思いで
コンサートを決行しましたキラキラ


母もコンサートの参加を
迷いました。

主治医に相談したら…

「すぐにどうのは今のところ
無いので楽しんで来てください。」
と…

無事にRED Partyコンサートは
キラキラ大成功キラキラ

お役目果たせました。

相変わらず
週に一度のリモート面会だけで

3ヶ月が経ちました…

私はこんな風に
思っていました
父は半分、
亡くなってるみたいと…

だから辛くて悲しくて
1人になると
泣いていました…

転院のお話しが
出始めました…

それは
医療療養型病院

ここに入ると
もう戻ることは出来ない
ハッキリ言うと
死を待つような病院

何軒か見学に行き

明るくて、直接面会させてくれる
病院を選びました。

そこに転院してからは

2週間に一度、病室で会うことが
できました。

面会10分間との決まり
にもかかわらず

母と私は
30分くらい
いたりしました。

なかなか目を開けてくれない
父。

コロナが5種になり
週に一度の面会がゆるされるように

たまには目を開けてくれる
日もありました

ケアがしっかりしているので
父は綺麗でシワもなくなり
お肌つやつやでした。

そんな様子をみて
母と私は

意識は無いものの
長く生きてくれるのでは
ないか?
なんて思っていました。

主治医からは
油断できませんよ

なんて言われていましたが
意識はないけど
とても綺麗な父を見て
こんなに早く逝ってしまうなんて
信じられなかったです…

そして
鼻からの食事を吐くようになり

点滴となり

一度は
鼻からの食事に戻りましたが

又、吐くようになって

いよいよ点滴のみの
栄養となりました…

毎日の面会が許され
母と愛に行きました

父は目は開けないけど
耳は聞こえてると先生が
おっしゃるので
いつも話しかけていました

ある日、大きな声で
うなったのです!!
今まで、声なんて出なかったのに
2回うなってくれましたキラキラ

母とわかってるのかも!?
と、喜びあいましたが
又すぐに寝ちゃう感じになり

残された脳の働きは
持続性がないのかな…
なんて私は感じました
 
きっと私達に
伝えたいことがあって
大きくうなってくれたのかも
しれません…キラキラ

意識があると可哀相だし
でも、わかってもほしいし
複雑でした。。。

毎日の面会をゆるされた
3日目

5種になったコロナに
院内感染がみつかり

悪夢の面会謝絶…

母と何と言う
運命のイタズラ

コロナを憎みました。

それから
2日間土日をはさんで
 
何か日曜日の夜
胸騒ぎ…
予感がした…

6月26日月曜日の朝
7:40
私のスマホが鳴りました…

病院からで
父の呼吸が弱くなりました
すぐにきてくださいと…

慌てて起きて
支度して
30分間くらいで家を出た

母とぼんちゃんと車で
病院へ駆けつけました。

受付はすぐに病室に入れる
ようにしてくれてました。

病室に入ると
ドラマで見たことのある…

ピーーーー

心音が止まった音が病室に
響いていました…

間に合わなかった…

パパちゃんをひとりぼっちで
逝かせてしまった…

パパちゃんゴメンね…
寂しかったね…

手を握ったら
まだ暖かかった…

医師が瞳孔、心音確認に来て
8時47分
お亡くなりになられました
と…

医師が言うには
30分前くらいに亡くなったと。

朝六時の回診では
血圧も脈拍もいつものとおり
だったそうです。

ほんの60分間くらいで
急変したようで
苦しまず、眠るように
逝ってくれたようです…。

亡き祖母が言ってた…

大切な人には死に目を見せないのよ
って

祖母の時も
間に合わなかった…

祖母の時も
ひとりぼっちで逝かせてしまい
胸が締め付けられた…

パパちゃん
ごめんね…

主治医はパパちゃんは
転院してきて
1か月くらいしか保たない
だろうと思っていたらしい

それが転院して
4ヶ月
パパちゃんは頑張ってくれました。

倒れた日11/26から6/26まで
ちょうど7ヶ月間

パパちゃんは
ベッドの上で
意識障害にもかかわらず
一生懸命に命をつないで
くれました。


私達にを困らせることなく
私達に何の苦労をかけることなく
私達に心の準備の時間をくれました

パパちゃんは病気になっても
私達を守ってくれました。

パパちゃんは凄いですキラキララブラブピンクハート

パパちゃんキラキララブラブ
ありがとうキラキラピンクハート
お疲れ様キラキララブラブ
少し楽になれたかな…キラキラピンクハート

6月26日帰宅
やっとお家に帰ってきた
パパちゃん
3日間一緒に過ごす事ができました
私はパパちゃんの眉毛担当を
元気な時からしていました。
この3日間で
念入りに眉毛カットや鼻毛カット
してあげて
お肌も綺麗にしてあげて
パパちゃんをいじりまくって
過ごしましたキラキララブラブピンクハート


6月29日 納棺式
6月30日 告別式

親戚は五島列島や福岡、長崎と
遠方で高齢なので
家族葬としていましたが…

たくさんのご会葬をいただき
たくさんの皆様がお見送りして
くださいました。

僧侶は大阪大雲寺のご住職
江崎先生キラキラ
がパパちゃんを極楽浄土へ
導いてくださいましたキラキラ


香寿美がお寺コンサートさせて
いただいている
ご縁もあり
どうしても
大雲寺ご住職にお願いしたかった
のです。
幸いにも同じ
浄土宗でしたキラキラ

江崎先生が素敵な
パパちゃんの戒名を
つけてくださいましたキラキラ

〘✤眞優院徹譽孔愉居士✤〙
(しんゆういんてつよこうゆこじ)

父の名前の徹夫の
「徹」が入っていました
優しくゴルフが好きだった父
「譽」は浄土宗の証。
男前な戒名に家族も満足ですキラキラ


火葬場にもほとんどの方が
移動してくださり

そこで皆様と
精進落としならぬ
お食事会として
賑やかにお見送り

お骨拾いも皆様にご参加
していただけて
パパちゃんは
幸せだったと
思いますキラキラグリーンハーツ

葬儀社は『千の風』
香寿美のファンのお嬢様が
お勤めなさっている会社
これも偶然で
お会いした時に
私が「父がもう駄目かもしれない」
とお話ししたので
お嬢様の事を知ったのです。

迷わず
『千の風』さんにお願いしました。

素晴らしい心のこもった
葬儀を演出してくださいましたキラキラ
お花は日比谷花壇より
とても素敵な色合いで
満足でしたキラキラ








たくさんのお花を
ありがとうございましたキラキラ

たくさんの弔電も
ありがとうございましたキラキラ







葬儀前に大阪大雲寺ご住職
江崎先生と…


 ACTプロのスタッフに
動画記録をお願いしていました。
素晴らしい録画編集を
してくださいました。



近藤徹夫
84歳

生前心を通わせ
支えてくださった皆様へ
心より感謝申し上げます。

キラキラありがとうございましたキラキラ


お礼状動画