歌唱模倣オタク | 花うたありあちゃんの行方

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江東・江戸川区周辺の成人&キッズゴスペルサークル、ハンディキャップを持つ大人&子供達にゴスペルを教えているゴスペルディレクターのブログです。

『歌が上手くなりたい!!どうしたら!?』

と聞かれます。

うーん。

とりあえず、脳内変換?

歌が上手い人ってもともと素質があると思うかもしれないけど、割とそんなこともないかもしれないよ。

歌の上手い人って、多分、
そうでもない人に比べて、小さいうちから音楽を聴いてる量と聴く曲の一曲一曲に対する集中力が普通の人とちょっと違うかもしれないね。
尊敬するアーチストの数も多くて、いろんなジャンルに興味があり、演歌だろうが民謡だろうがすごいと思ったらとりあえず模倣しちゃいたくなるみたいな。

好きこそものの上手なれ。
で、例えば、カーペンターズを聴いた時には、カレンの歌はなんでこうなんだ?と頭にリフレインが止まなくなるまで聴くのはもちろん、カレンと一体になるまでしつこく歌い込んだりする。
それでも完全には一体になれないんだけど、気に入った歌手を見つけては、その歌手のすべてをなんとか模倣したりする。

そういうことを小さいうちからしつこく続けてきた結果、
まるでお習字の練習みたいにお手本となるものを見つけては、しつこくあらゆる歌唱法を知らぬ間に習得してきてるんじゃないかな、と思う。

言葉を習得するのと同じで、歌唱法や発声も脳内にないものを口から発声することは難しいことだと思う。

歌を習う人で、ぜんぜん自分が歌う曲の原曲を知らず、自分なりに歌おうとする人もいるけど、それも反対はしないけど、『なんか違う〜と思う自分の声ばかり脳内に響かせても』なかなか自分が納得いくように歌うのは、難しいんじゃないかな???とは思う。

歌唱ボキャブラリー?を増やす。
には、とにかく、お習字と一緒で模倣模倣。

逆に『なんか変だな』と思う歌い方の歌声を聴くとそれもすぐ脳内にストックされて、その『変だなと思う歌唱が自分のボキャブラリーに入る』から要注意だけど。

歌い方って結構、簡単に移るんだ(>_<)

こんなこと書くと大勢で歌う合唱、コーラスやクワイアで歌う人は、あの人が音痴でヤダとか変な歌い方移るから近づくの止めよう!とかなっちゃうから秘密なんだけど^^;
でも、そういった場所でも音痴だなと惑わされず、揺るがないことも大事だよね!!『あなたがヘタなせいで、私が歌いにくい!』なんていうのはどうかな。
(そう騒いでた人いたな〜^^;)

歌いにくいのは、人のせいではありませ〜ん。
人に惑わされないくらいに自分がしっかりと立って歌えばいいこと。
だよね、、。
それに誰も完璧な人は、いない。
強いて言えば、そこで1番先頭で指揮したり指導してる人が1番のお手本になる。それ以上の人はいないだよ。

話はずれちゃったけど、、、
これからもっと歌が上手くなりたいっていう人、上手くなれるよ。
でも、ちょっと脳内変換が必要かも。

いろんな要素があるけど、ひとまずは、しつこい歌唱模倣オタクになるといいよ(^_-)

また上手い人と一緒に歌い続けるとあら不思議。同じように歌えるようになっていく。っていうのもあるね。
そういう仲間がいるのもいい。

でも1番の近道は、自分が『こんな風に歌えるようになりたい〜と憧れ恋焦がれる』師匠が身近にいたら、その弟子になるのが一番だね。

ちゃんと仕えて習えば、その師匠くらいにはいずれなれるから。
1人であっちこっち、がむしゃらにいろんなレッスンを受けてるより、ぜんぜん実になる。そういう出会いがあったら、それは人生の贈り物だね。浮気せずに真剣に頑張ってみたらいいと思うよ。