最近体調がよくなくてお久しぶりになってしまった
なんだろう、この時期は調子悪いリイコです
今回は、彼の家に初めて行った時の話をするよ
私が彼の家に初めて行ったのは、短大生の頃でした
私と彼は遠距離だったので、ずっと文通していました。
今みたいにスマホなんてなかったからね・・・
んで、文通・・・っていうことは、当然、家族にバレてるわけですよね。
あと、さっきも言ったけど、スマホなかったので、電話するなら絶対家電という時代。
こちらも当然ながら、お母さんとか、兄弟とかが出ることだってあるわけですよね。
なるべく、手紙とかで「〇〇日の何時に電話するよ」って打ち合わせはしてるんですが、それでも電話の前でずっと待ってるわけにはいかないし・・・
そんなこんなで、私という存在は、彼のご家族にはバレバレでした。
それに、彼、別に隠してなかったらしく、普通に中2の時に「彼女できた」って家族に報告してたみたいだし、彼のご家族は応援してくれてたみたいです。
彼のお父さんがかなり面白い人で・・・
「彼女できた」といった中2の彼の部屋に忍び込み、こっそりコン〇ームを置いて行ったそうです(笑)
私はそれを大人になってから聞いたのですが、めっちゃ笑った
お父さん、最高すぎる。ユーモアがあるので、私は大好きなお父さんです。
ということで、短大生の時に、お互いの元へ行き来していた時、
彼に言われました。
「うちの家族が会いたいらしいねんけど、うち来ぃへん?」
なななな、何!?
彼の家に行くというイベントが発生した・・・!?
確かにいつも大阪に遊びに行ってもホテルとかに泊まっていたので、彼の家に行ったことはなく・・・
お付き合いしているなら、ご挨拶もしなければいけないよな・・・と真面目な私は思った。
でも、ものすごいドキドキもして、また従兄弟に相談した(笑)
従兄弟は大阪に住んでいて、従兄弟のお母さんと彼のお母さんは仲良しだからね。
どんな人!?ってめっちゃ聞いたわ(笑)
そしたら、すごい優しいって聞いたからとりあえず安心。
でも、姉ちゃんと妹がきついとも聞いて落ち込む。
いろんな感情がごちゃまぜになりながら、2週間後。
私は大阪へ旅立ちました・・・。
大阪駅についた時に、迎えに来てくれた彼に、
「めっちゃ緊張しとるやん!」って笑われたけど、
そりゃ緊張するわ!!!
緊張するだろ!!
神奈川のお土産といえば、鳩サブレだと信じている私は、鳩サブレを持ってガクブルしていたのだった・・・
(鳩サブレ美味しいよ!)(ちなみに、めっちゃ清楚な雰囲気の服装を頑張ってしていった・・・)
そうして、電車を乗り継いでついた彼の家・・・
その日は土曜日で、午後はお父さんもお仕事が休みでいたので、家族全員いるという情報に増々ガクブル・・・
彼が「ただいまー」とドアを開けて、私も玄関に足を踏み入れる。
すると、お母さんが、まず玄関まで来てくれて、「はじめまして!!」と緊張しながら、挨拶をする私・・・
「はじめまして、リイコと申します」とペコリと頭を下げたぞ。
それから、「上がってください」とスリッパを出されたので、上がろうとしたところ、
父、登場。
お父さん、ユーモアあって好き!と先ほど言ったけど、ユーモアあるどころか、私にとっては宇宙人みたいな存在のお父さんである。
玄関にひょっこり現れた父にご挨拶をしようとしたところ・・・
「血液型何型なん?」
初対面で、血液型を聞かれた
意味がわからなかった。
「えっと・・・A型です・・・」
戸惑いながらそう答えると、
「そうなんか!俺と一緒やな!」
会話終了!
そして父はまた居間へ戻っていった・・・
ほんと、こんな感じだった。
ポカーン。
でも、良い感じに緊張もほぐれた瞬間でした。
それから、鳩サブレを渡して、居間のソファに座らされ、いろいろとお話しをしていました。
彼のお母さんはね、実は従兄弟のお母さんから私のこといろいろ聞いてたみたい。
もし彼と私が結婚したら、親戚になるね!ってキャッキャッ楽しんでいたらしいです。
oh…
そうだったのか…
お姉さんと妹さんも、聞いてたよりも良い人たちで、
むしろ、「うちの弟のどこがええねんwww」みたいな感じだった。
そうして、賑やかにご家族と話していた時、
また父が突然、
「庭にトリカブト植えたんやけど見ぃひん?」
と、突然話をふってくる。
ト、トリカブト・・・?
私は断れるはずもないので、「あ、はい・・・」と言いながら、彼のお父さんに促されるまま、外に出ました。
お庭はお母さんの趣味なのか、キレイなお花とかが咲いていて、家庭菜園もやっていました。
それから、大きな木があって、その木を私が見ていると・・・
んん???
リス????
なぜか、リスの人形が、木の枝に置いてあるんですよ
この時誰も、一緒に庭に出てくれなかったので、私と義父の2人である。
私は思わず、義父に「え?なんでリスが置いてあるんですか?」と聞いたところ・・・
「バレたか。カラスが本当のリスや思うて持って行くかなと思うててん!!」
意味がわからなかった。(2回目)
あとからわかったことだけど、この家では父の行動にいちいちツッコミを入れるとキリがないということで、誰も父にツッコまないのである。
マジで。
家族から呆れられる父。
今では、父にツッコミを入れるのは私の役目になりました。
そんな義父のおかげで、すっかり緊張も解け、無事に家族に馴染むことが出来ました。
なんと一泊させてもらい、ご飯も食べさせてもらって、でも、本当にみんな良くしてくれて良い思い出になったよ~。
帰りは、お義父さんとお義母さんが駅まで車で送ってくれて・・・
別れ際に、お母さんに「またいつでも遊びに来てや」と言われ、和やかに別れました。
迷子になった父以外は。
「いつものことやねん」と彼は言っていたけど、私は大丈夫なのかハラハラしたよ(笑)
なんか、いつも出かけると勝手にどっか行っちゃうんだって・・・
行っちゃうんだってというか、結婚した今ではわかる。
どっか行っちゃうんだわ。
でも誰も探さない。
そんな愉快なお義父さんと、優しいご家族でした
なんか全部お義父さんに持って行かれた感じする。
ホント、いまだに宇宙人です。
でも、私はそんなお義父さんが大好きなので、会える日をいつも楽しみに待っているのです。
子供と遊ぶのめちゃくちゃ上手なんですよね。
1人で爆竹で遊んで、庭にゴミを落としてお義母さんに怒られたりしてるけど。
爆竹だれも孫たち反応しないから、1人で遊んでた。
そんな面白いご家族とは、結婚するまでよくしてもらい、その後も何度か遊びに行かせていただきました
一緒に旅行に連れて行ったもらったこともあります。本当に、優しい家族に恵まれて、私は幸せだ~
私の家に彼が来たのはけっこう遅かったので、またそれについては今度