世の中は忙しない。
世の中にはわからないことが本来は多い。
昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)の発生から人間はまだまだ地球の中でいつ滅亡してもおかしくはない、生物の一種類に過ぎないのだ、と実感した。
人と病の戦いは昔から繰り返されてきた。
そのたびに、人間は克服したのかもしれないが、おそらく未知の病には手探りしかできないという現実が必ずつきまとっていたはずだ。
戦いに勝つことはできても、次の戦の相手の予測はこの場合人間には出来ない。脆いものである。
この新型コロナウイルスについて2019年秋までにもしAIが予測できた細かいものがあるとしたならそれは、未知との病との戦いも未来にはまだ戦いやすいかもしれないが、AIも対応できぬなら人間の予測はつかないと思ったほうがよさそうだ。
知らないことを人は忘れがちだ。
知らないことを自覚しないと戦えないことがある。
日常の狭間で、普段との少しの差異。変化。
私たちの暮らす社会に当たり前のものはない。
私たちはいつも自然の脅威と共に暮らしている。自覚し無ければ自然の強さのもと簡単に暮らしは崩れるだろう。
日々の営みに感謝を。今、暮らせるのは自分の力だけではない。
敬意と感謝の気持ちがあれば、乗り越えられるものはきっと多い。
まだこぬ明日も、戻れぬ昨日も。
どこまでも生活は続くなぁ。生きてる限り。