真冬並みの寒気が来るという。
風が強く、体を刺すようだ。

世の中批判したり、批判されたり忙しい。

さて、今回のブログタイトルだが
政治って?
というのには見る人によって思うことが様々あると思う。

今回は私の感じることを綴るけれど
私が正しいとか間違いではないのは承知していることを前提として書いていきたい。

政治って、汚いものだろうか?
政治家はずるい人たちなのだろうか?

私は政治が綺麗なものだとは一ミリも思わない。
でも汚いものだとも一ミリも思わない。

政権がどうだ、なんとか党がどうだ。
総裁が、代表が…
なんだか世の中は批判ばかりだけれど、

確かに政治家の給与は一般市民から見たら
たいそうな額だ。

でも。たとえば、その辺のおじさんが今の内閣はありえん!オトモダチ優遇だ!
という言葉を放ったとして。

私はおじさんに問いたい。じゃあ、あなたは国を維持する為の知識や、判断力がありますか?
そして、あなたのいう優遇というのはなんなのですか?
そして、貴方だったらあなたの批判する内閣をより良くできる案を出せるのですか?と。

確かに断片だけ見たら政治家はずるいと思われるだろう。ああ言えばこう言う。と。(まあ国会中居眠りするような議員は私もいらんと思っているが)

しかし、国を動かすということになると正直ばかりではいられないはずだ。
外交だろうとなんだろうと駆け引きもあるだろう。
そもそも政治家は嘘をつくなというのなら
北朝鮮拉致被害者の方々が数年前、やっと日本に戻ることができたことを否定することになるのではないか?
あのとき、当時の小泉首相の手腕で拉致被害者を救った。しかし、北朝鮮に嘘をついた、というのは間違いない事実だ。
政治家は嘘をつくなというのがまかり通るなら
拉致被害者は戻ることはなかったということになる。

国のトップに立つものはおそらく
一般人には計り知れない判断をしいられる毎日だろう。

オトモダチ云々にしたとしても
じゃあ国のトップの友人にとても有能な人がいたとして、でもオトモダチだからとプロジェクトから最初から外されてしまったら
それは国民にとっても良くないことではないか?

私から見たら政治は綺麗なわけはないというのが常々ある。
だってきれいごとだけで、理想論だけで
国を守れるわけはないのだから。

ただただ、個人の利益を追求する政治家は私もいらないと思う。

でも、今の政権が続いていることで間違いなく海外からの信用は以前より良くなっている。

批判することばかりに集中していると
見えなくなるものもある。

確かに今の総理大臣はいろんな意味で我欲はあると思う。
自民党総裁の任期を延ばしたのも事実。
歴史に名を残したいのだろうか?と想像するけれど、それは悪いことではないと思う。

いまの世の中で野心を持って行動できる人は多くはないのだから。

安心して暮らせる国を維持するのは簡単ではないはずなのだ。

いろんな思惑もあるだろう。
いろんな計算もあるだろう。

それでも、私は今の内閣に対して評価している。
たくさんの議論があるのは素晴らしいことだ。

ただ、私が思うのは今の日本の日常が当たり前ではないことを肝に銘じるべきであるし、
それを維持することはたやすくないという事実がある以上批判ばかりするのは違う思うのだ。

政治を語るには
様々な知識がいると思う。

断面だけ見て批判する
そういうのは見ていて悲しいことだ。

世の中のいろんなものが複雑だけれど。

批判するばかりで中身を見ようとしない人にはなりたくないと思うこのごろだ。
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