早いもので今年も気が付けば梅雨が明け、お盆である。東京は連日の猛暑日が続いている。
子供の頃は外で遊びまくった夏、ただただ懐かしい。この歳になると外に出る気にならない。極力部屋の中で過ごしている。部屋の中で出来る趣味に没頭するのがいい。
私の趣味の一つにエアガンがある。エアガンといって種類が幾つかあるがガスのハンドガン（拳銃）がメインだ。ガスガンは文字通りガスの力でＢＢ弾と言われるプラスチックの丸い弾を撃つ。ガスブローバックの銃はスライドが本物の様に動作してリコイル（反動）も感じる。銃の弾倉に殺虫剤のスプレー缶のような見た目の専用の缶を押し当ててフロンガスを注入する。ガスライターにガスを注入する要領だ。部屋の隅に弾捕獲用ネット付のターゲットを置いて撃っている。私の年代の男性は銃、いわゆるピストルが好きな者が多い。小学生の頃、銀玉鉄砲で撃ち合い、中学生なるとモデルガンを買って（お年玉やお小遣いを貯めて買った）友達と見せ合う。高校、大学時代は一旦銃から離れるが、社会人になってエアガンの存在を知り（高性能にびっくり）、再びハマるのである。フロンガスは温度が低いとガスが気化し辛いので上手く発射できない時がある。弾丸の威力も目に見えて弱くなる。気温の低い冬は連射するとマガジンから液体のガスが噴き出すことがしばしばだ。しかし気温の高い夏はガスガンの季節である。発射音も大きく、素早く力強いリコイルが楽しめる。弾も高威力だ。ガスガンは低温に弱いのが弱点だが、数年前から『ＣＯ２ガス』使用のガスガンが日本でも販売されるようになって状況は変わった。ＣＯ２ガスガンはＣＯ２の入った小型のカートリッジを銃のフリップの部分に入れるのだ。カートリッジは炭酸水を作るソーダフォンに使う物と基本的には一緒だ。ＣＯ２は低温に強いので冬でも問題なく撃てる。また、ＣＯ２ガスガンは威力もあるのでリコイルが強く、スライドの動作も速い。以前はＣＯ２ガスガンは法律で禁止されていたが２０１９年に解禁となったのである。元々ＣＯ２ガスガンを作っていた海外メーカーを始めに、国内メーカーも製造を開始した。私も先月，始めたＣＯ２ガスガンを購入した。
ＣＯ２ガスガンを撃った感想は、『とにかく反動が鋭い』という一語に尽きる。音もフロンガスの銃に比べて大きい。フロンガスの銃の銃は『バスッ』とう発射音でＣＯ２ガスの発射音は『バコッ！』という感じだ。ちなみ銃本体は２万円くらいでＣＯ２のガスシリンダ―は１本１００円くらいで８０発くらい撃てる。フロンガスに比べてコスパは若干悪くなるが、リコイルの強さとスライドのアクションは比べ物にならない。ＣＯ２ガスガンは現在、海外メーカー製の物が多いが、国内メーカーに頑張ってもらいたい。国内メーカーは作りが丁寧で、さすがメードインジャパンと言った外観である。
さて、最近趣味？としてもう一つ行っているものに『醤油作り』がある。自宅で醤油を作っているのだ。仕込んでから３カ月が経過した。作り方は簡単で、５００ｍｌのペットボトルに醤油作りキット（大豆、麴、塩）と水を入れるだけで勝手に発酵が始まり、醤油が生成される。但し、完成するまで１年を要する。また、定期的にペットボトルのキャップを開けて溜まったガスを抜かなければならない。最初の１カ月激しく発酵が進むので毎日ガスを抜く必要がある。放置しておくと最悪ペットボトルが破裂する。２カ月が過ぎて熟成期に入ると週に１回くらいにガス抜きで大丈夫だ。何にしても１年間面倒を見る必要がある。私が使った『醤油キット』はAmazonで１５００円で購入したものだ。９カ月後には自家製醤油が出来上がる予定なので楽しみだ。焼き魚や目玉焼きに使いたい。地味ではあるが、子供の食育などにも良いかもしれない。醤油を作るのに１年も掛かる事を体験すれば食べ物を大切にするかもしれない。また、自宅で醤油を作っている事は話のネタにもなる。私も醤油を作っている事を話したら多くの人が興味を持ってくれた。中には自分でもやってみたいのでキットの購入先を教えて欲しいとう人もいた。ペットボトルで気軽に自家製醤油を作るのは結構楽しい。この記事を見て興味持った方は是非試して欲しい。
それにしても今日も暑い。エアガン撃って気分転換！
そうそう、ネット小説の『JKアサシン米子』のPVが好調だったので、今週から第２部の投稿を開始した。エアコンの効いた涼しい部屋での執筆も楽しい趣味の一つだ。まだまだ暑い日が続くけど、体に気をつけて過ごしましょう。お盆が終われば夏も終盤。秋の気配が楽しみだ。
『馬追虫（うまおい）の髭のそよろに来る秋は
まなこを閉ぢて想ひ見るべし』
長塚 節
『JKアサシン米子 第２部』
ＪＫアサシン米子 第２部【最強で最カワのダークヒロイン誕生：制服美少女ＪＫが躊躇なく撃ちまくって爆破する痛快アクション】 (syosetu.com)