一番好きな季節になった。新緑のこの頃が1年で一番好きだ。1日毎に日が長くなるのが何とも嬉しくて気分が少し上がる。この季節を好きになったきっかけはハッキリと覚えている。大学生の時だった。1限目の授業に出席するために学校の最寄り駅を降りて駅前のローターリーを横切ろうとした時だった。ローターリーに植えてある大きな木の緑が目に飛び込んできた。眩しいような、燃えるような鮮やか緑だった。青空を背景に緑が風に揺れていた。綺麗だった。そして鮮やかだった。目を奪われ、足を止めて息を飲んだ。何でもない日常の中で戸惑うような出来事だった。あの時から初夏が好きになったのだ。あの時の映像は切り取ったように私の頭の中に焼き付いている。それまでは秋が好きだった。徐々に日が短くなり、夕焼けが家路を急かすような、少し物悲しい空気の秋が好きだったのだが、あの出来事から初夏が好きになったのだ。毎年、桜や紅葉を待つ以上に初夏の緑が待ち遠しい。同じような感覚の人はいるだろうか? きっといるだろう。

 

 

 

大阪に転勤していた頃、京都の八坂神社から見た東山の緑も忘れられない。最近は近所の小石川植物園の森の緑を楽しみにしている。

木々の緑にも様々な緑がある。黄緑色から濃い緑色まで無段階のグラディエ―ションに圧倒される。見ていると自身の気分が輝くのが実感できる。新緑が過ぎると憂鬱な梅雨がやってくる。梅雨が明けると暴力的な猛暑だ。今の季節が一年で一番いい。梅雨入りまでの間、爽やかな風と新緑を堪能したい。

 

 

 

 

 

 最近は飲酒を控えている。替わりにコーヒーにハマり、より美味しく淹れたいのでコーヒーケトルも購入した。コーヒーは、近所のコーヒー豆専門店で購入している。休日にゆっくり飲むコーヒーが堪らなく美味い。この季節に飲むコーヒーは格別だ。前の記事にも書いたネット小説の投稿も終わり、今は書き切れなかった分を『外伝』として追加で執筆して投稿している。外伝だけで5話になった。そろそろ次の作品を考えたいが、今書いている作品からなかなか離れられない。私の頭の中で私が作った愛すべきキャラクター達がまだ活発に活動しているのだ。ジャンル分けの出来ない『変なラブコメ?』(50代に刺さるように書きました。アニメ化したい!)だが、興味のある方は是非読んで欲しい。初めて書いた小説だが、友人達にはなかなか好評だ。おかげさまでアクセス数も7000を超えた。

 

 しかし今年ももう半分近くが過ぎてしまった。このブログにも書いたように今年はアジャイルで行くと決めた。断酒が上手くいって健康を取り戻した為か、やりたい事が沢山ある。4月に58歳になった。アラフィフどころかアラシック(言わないか)もしくはアラ還だ。まだまだ先は長い。生き急ぐ事無く、思いつくままに色々試して行きたいと思う。夏は何をしようか? とりあえず残り少ない50代を楽しもう。アラフィフの同志諸君、新緑を愉しもう!

 

 

小説のURLは以下の通りです。読んでもらえると嬉しいです。感想をもらえると泣くほど嬉しいです!

 

 

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