なぜペニンシュラかといえば、単に東京のペニンシュラが好きでよく行くので親近感を勝手に持っているというそれだけで、他のミシュラン店も検討せずに、予約の電話をしました。
今見たところ、オンラインなら日本語で予約ができるみたいです。

ザ・ペニンシュラ香港
九龍側、ビクトリア湾と香港島をのぞむラグジュアリーホテル。
1928年開業のこのホテルは、「東洋の貴婦人」という愛称を持ち、香港で最も古いホテルグループとして登録されているそう。

正面のエントランスをホテル内側から見たところ。
ガラス扉の外側に紫色に見えるのは噴水、内側に薄い水色の光の中に金色で描かれているのは神様。両者は、風水を重視する香港で、景観というだけでなく、とても重要な風水的な意味を持つと聞きました。

1回にあるザ・ロビーは、歴史を感じさせるクラシカルな雰囲気の中でお茶を飲めます。
今回は素通りして、その先にある大きな階段を上って2階へ。

スプリングムーン(嘉麟楼)
スプリングムーンのエントランスから、レストランの中を見たところです。
アイボリーの壁にダークウッドの重厚感、オリエンタルな柄のラグというデザインは、フランク・ロイド・ライトが手がけ、ペニンシュラ開業の1920年代の内装を復元したものだそう。
ちなみに、写真に入ってしまった中国の方々(香港人か本土の人かは不明)のように、香港にいる人たちはみなかなりのカジュアルな服装をしていました。
日本人のオシャレ感とは少し違う感じ。ハイヒールを履いている人はまずいない。

入口の横には、素晴らしい茶器の飾り棚がありました。

テーブルに着くと、夕食には少し時間が早かったせいか、まだ空いていました。
暗めの照明に、ステンドグラス、アールデコの調度品がとても落ち着いていて、居心地の良い空間です。
テーブルの上には、吉祥の文字の花器に、ミニチュアの竹のような植物の飾りがとても中華的。
奥の黄色い光の場所には、様々な茶器と、茶葉が置いてあり、美術館のようでした。
~~~次回食事へ続く~~~
【香港旅行】
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