開かない箱がありました。

そこには『ただの私の』の
雑に書かれています。

思考や感情という鍵で
開けようとしました。

頑丈な箱は開くこともなく
『ただの私の』という言葉だけが
私の方を向いている

なんでこの箱を
開けたいのか
わからなくなりました。 『ただの私の』と書かれたその箱は

開くことがなければ
『ただの私の』箱はただの箱

そこに真実はなく
真実はここにだけ

あなたが見えているもの全てを
信じなさい




らごと らぶり