2008年のブログ開設以来、当LLM2では毎年その夏のベストサマーソングアワードを選出して来ましたが(←ウソ!笑)、今年は思いの外、夏ソングが充実していますので、ここらで整理しておきましょうかね?
ちなみに栄えあるLLM2ベストサマーソングアワードに輝いた過去の作品は以下の通りです!
<2008年>
YUI/SUMMER SONG
<2009年>
阿部真央/貴方の恋人になりたいのです
<2010年>
阿部真央/ロンリー
<2011年>
NIKIIE/紫陽花
<2012年>
阿部真央/世界はまだ君を知らない
いかがでしょうか?夏ソングと呼ぶには微妙な曲も含まれていますが、あくまで個人的な思い入れ、その年の夏によく聴いた、この曲を聴くだけで鼻の奥がツーンとなるような淡く切ない夏の想い出に浸ることができるナンバーであり、そのいずれもがこれぞメジャーという化け物クラスのパワーポップチューンがセレクトされております。
そして2013年の夏、これら過去の偉大な大名曲に匹敵する夏ソングとは果たしてどんな曲なのか?
今宵はLL2セレクトの2013ベストサマーソングアワードのノミネート曲をご紹介致しましょう!
ノミネート作品その1
miwa/ミラクル
いや~、いきなりmiwa先生が来ましたね~(笑)。miwaのいい所は今更言うまでも無く、ポップならポップ、ロックならロック、バラードならバラードと中途半端じゃなく何処までも振り切れることなんですよね。そんなmiwa先生が夏ソングを作るとこうなるんだよ!と”資生堂シーブリーズ”のCMソングとして書き下ろしたどこまでも夏っぽく振り切ったナンバーがこの”ミラクル”です!2サビの盆踊りのようなところが職業作家が書いたようなメロディでおそらく共作としてクレジットされているNaoki-Tが手を入れたんだと推測できますが、実はそこがあまり好きではないのですが、流石2010年代最高のポップマイスターだなぁと納得の作品に仕上がっております。
ノミネート作品その2
片平里菜/夏の夜
新人アーティストのデビュー曲としては異例中の異例のセレクトですが、この1曲をお聴き頂ければ片平里菜というアーティストがこれまでピックアップしたYUI、阿部真央、miwaと言った弾き語り系女性シンガーソングライターを代表するビッグネームたちと肩を並べる存在になり得ることは明白ですね。この「夏の夜」という曲は2011年の閃光ライオット審査員特別賞受賞曲ですから、少なくとも里菜様が20才以前に書いたファンにとってもお馴染みの曲ではあるのですが、今回の島田昌典をアレンジャーとして起用したシングル化で多少手が入っていてロングトーンが強調されるなどよりスケール感のある曲に生まれ変わっております。
ノミネート作品その3
山崎あおい/夏海
言うまでも無く山崎あおいのソングライターとしての資質はやはりこのメンツの中に入っても全く遜色無いどころか、今回の「夏海」においても涼しい顔してその才能を見せ付けるに至っています!若手弾き語りメジャーでここら辺りまでのメンツがソングライターとしては別格かな。まさにザ・夏ソング、あおいちゃんのサビの裏声でノックアウトの甘酸っぱさ一杯のサマーチューンも実はストック曲でインタビューでも高校2年の時に書いたとおっしゃていますが、私自身も去年3月札幌での山崎あおい道民ラストの初ワンマンで既に聴いていた曲なんですよね!当時18才だった山崎あおい初ワンマン、このレベルの曲を13曲ずらっと並べてきたあの衝撃たるや!ニヤニヤが止まらなかったのは想像に難くないかと存じます。ちなみにカップリングの「Subway」という曲も去年のお正月のさっぽろ地下街で披露されていて、Facebookでスタッフが「Subway」ライブ初披露でした!とか書かれていましたが、あれは間違いです!(笑)
とそんなこんな今年を代表する夏ソング3曲!皆様のお気に入りはございましたでしょうか?(*^.^*)いやいや、コレが抜けてるよ!こんなスゲー曲もあるよ!というのがありましたら是非教えてくだされば幸いです!o(^-^)o