今日は京都まで足を伸ばしてついに奥 華子ちゃんのワンマンライブに参戦して来ました!
京都までライブを観に行ったのは去年の京都コンサートホールでの熊木杏里ちゃん、そして今年は磔磔でキノコホテル(^_^;)を観ていますから3度目となりましたね!
本日の会場となった京都会館は地下鉄東西線の東山駅を下車徒歩8分のところにあります。
まず駅を降りて三条通から裏道に入って京都情緒豊かな白川沿いを歩きました。
おーっと、すると目の前に立派な鳥居が見えて来ました!
お馴染み平安神宮の大鳥居でございます!o(^-^)o
鳥居に向かって右側の重厚な建屋は京都市美術館。
左側のモダン建築は国立近代美術館でございます!
そして鳥居の前で道に迷うカワイ子ちゃん1名なり(*^.^*)
ん?そんなことはさておき・・・(^_^;)
鳥居を過ぎて直ぐ左に折れると見えて来ました!こちらが京都会館でございます。
こちらの手前が第二ホール。
そして棟続きの奥が第一ホールとなります。
今年で開館50周年という歴史あるホールですが、京都らしいというよりも昭和の薫りが色濃く漂う大変趣きのあるホールでした!
第一ホールがキャパ2005の大ホール、第二ホールがキャパ946の中ホールとなり、メジャー級のアーティストの京都公演はたいてい第一ホールが使われるんだと思いますが、今回の奥華子ちゃんのツアーは全国40ヶ所、41公演と大規模なものであり、関西だけでも京都、神戸そしてファイナルの大阪2daysがありますから、第二ホールでも埋めるのは正直大変だろうなぁと思っていました。
それが参戦を決めたのが一般発売後だったとは言え、一階席はソールドアウトで2階席しか残ってなかったんです・・・(泣)。
最終的には当日券も出ましたが、2階席も最後列に空きが目立っただけでほぼ埋まっておりました。恐るべし奥華子・・・でありましたね。
華ちゃん自身も今日のライブ中に、こんな大きなところで人が埋まるんだろうかと心配でした・・・こうして一人一人が席を埋めてくれることが”当たり前の事と思ってはいけない”と2回ぐらい言われていたのが印象に残りました。
で、私の席は2階席中段でちょっと凹んでいましたのと、今回のツアーは弾き語りライブで、華ちゃんの弾き語りライブは何度か観ていますし、何と本人含めて3人で回っていると事前にブログで知っていましたから、まぁいつもの延長戦上の雰囲気で1時間半ぐらいのライブでお茶を濁されるかもなとそれほど期待していなかったのではありますが・・・。
それが実公演時間2時間37分とボリュームたっぷり中身も濃くって、2階席も何のそのっ!とても心に沁み入る近年稀に見る素晴らしいライブでありました!対バンライブとは別物、ワンマン観ずして奥華子語るべからずでありましたね・・・(;^ω^A
3人で回っているとの話通り、ステージにはセットも何もありません。
いつものKAWAIスペクトラと会場据付のグランドピアノだけがステージに鎮座しております。グランドピアノはYAMAHAのCFというのをリクエストするそうですが、それ以外の照明やPAはすべてイベンターやホールスタッフと共に現地で作り上げているんでしょうね。
そしてもちろんステージには終始、奥華子一人だけ。
これだけで2時間半もの間、オーディエンスを一瞬たりとも飽きさせずに笑いあり涙ありの物語を繰り広げます。熊木杏里ちゃんはキラーフレーズ一発、リリックで泣かせることができる唯一のアーティストだと思いますが、華ちゃんの肝は歌(詞)やライブでのストーリー性だなぁと感じました。
まずやっぱり曲が良かったですね!以前にもお話しました通り今回のNew AL「うたかた」はかなり気に入っております。内容は本人もおっしゃる通り、メチャ暗いんです。”じっとりナンバー”(by 奥華子。笑)のオンパレードなんです・・・。
そして今日は7割がたグランドピアノを使っておられましたが、ピアノ一本でこれだけ表現できるものかと圧巻でしたね。まさに”しっとり”では無く、”じっどり”としたバラードナンバー中心の世界はほとんどが失恋ソングではあるのですが、もうそこには失ったものへの情念というか怨念に近いものがほとばしっており、華ちゃん、曲調や詞世界、男目線か女目線かで声や歌い方を1曲1曲変えて唄われるんですが、特に低音の表現力はaiko並みかaikoを凌ぐものを感じました。
特に終盤では、そんなAL「うたかた」を象徴する”パズル”、”トランプ”、”泡沫”の重たい3連発で胸をこれでもかと締め付けられた後、今日最後の曲ですでタイトルコールをするかしないかの時に既に涙が出始め、やっぱこれかの”初恋”のイントロでもうナイアガラの滝のようにバッサ~と涙が溢れ出て来ちゃいましたね(*v.v)。
その他、あるファンとの感動のエピソードが語られた”木漏れ日の中で”、自身の恋愛体験についての告白からの”秘密の宝物”、そしてアンコールでは今回のアルバム製作の苦悩の中でファンへの想いそして自分自身への応援歌として生まれた”元気でいてね”などなど聴きどころ満載の内容。
今回のツアー何処の会場も奥華子のライブ初参戦組が多いことを意識して、今日の京都も実際多かったのですが、そこで披露された”ガーネット”と”恋”は”恋”が初めて聴けて私も嬉しかった!ちなみに常連さんっぽいオッサン層(笑)も結構いましたが、学生の街京都を象徴するような若い男女、特に若い女性を沢山見かけたのは華ちゃんは既にマニアの世界の方では無いんだなぁと感じました。
MCでは”4年に一度のオリンピックのような奇跡だった(笑)”という初ゴールデン”ザ・ミュージックアワー”出演時の裏話もしてくれて、あの中居君や貴さんへの即興ソングは台本には無く、本当は番組のテーマソングを作るというものだったのを中居君に突然振られて本当に即興だったとのこと。あれをやればもう怖いものは何もありませんと会場から京都に纏わる歌詞を募りご当地ソングを即興で歌うというコーナーがあってそれも楽しかった!
あと合唱の練習からの”虹の見える明日へ”は唯一オケが入り自らはハンドマイクでトランペットを弾きながら会場1階を練り歩くという展開は悔しかったですねー。ここは2階そっちのけでした!(泣)
こんな感じです!(名古屋公演より)
衣装も今日と一緒でしたね!
ちなみに華ちゃんは中学時代は器楽部、高校時代は女子高で校則が厳しいのが嫌で帰宅部だったそうですが、その時習っていたピアノの先生に音大に行きたいと言ったらそりぁ無理だと言われ、そこから(倍率の低い?)トランペットを猛練習して東邦音楽大学ではトランペット専攻だったそうです。だからお手のもんなのですね!
てなわけでまさに華ちゃんと1対1になれる、弾き語りの醍醐味でもあるオーディエンス一人一人に語りかけてくれるような本当に感動的で素敵なライブでございました!そしてますます華ちゃんのことが好きになりましたね!
9月19日から既に11公演目。合間には各地のラジオキャンペーンやイベントにも出てるようですが、喉の疲れもまったく感じられないこれぞプロフェッショナルでタフな華ちゃんでもありました!
ツアーは3月まで続きます。私も神戸は平日なのでちょっと厳しいかもしれませんが、大阪もありますし、必ずやもう一度参戦したいぐらいのライブであります!
今回のAL「うたかた」やスマッシュヒットした「初恋」を聴いてちょっとでも華ちゃんいいなぁと思われた方は是非弾き語りワンマンツアーへも足を運んでみてはいかがでしょうか?aikoや熊木杏里ちゃんファンには是非聴いてもらいたい!o(^-^)o
そしてツアーの中締めである12月25日には中野サンプラザで一夜限りのスペシャルなバンドライブも決定しました!あ~「うたかた」の世界をバンドでも味わってみたいなぁ。ん?12月25日ってクリスマス?ブーイーの翌日じゃぁありませんか~(ん?だから何?笑)。
終演後はグッズの方も長蛇の列になっていましたが、また間違いなく何処かで参戦しますので、今日は買いませんでした!てか、あのツアーTシャツが原色でカワイすぎてちょっと着れそうもないのが引っかかっちゃって・・・(汗)。ちなみに今日、華ちゃんはアンコールでは黄色を着ていました!