子供のころの話
家庭でいろいろあった当時、さみしくて愛情をとても欲していた。
狂おしいほどに欲していた。
そんなとき、いつも龍が私と一緒にいてその背中に乗ることを想像していた。
 
想像なのに、この龍は絶対いる、会いたい。会いたい。と強く強く思っていた。
龍が神様なんてそんな知識もないころの話。
 
大人になって私を守っているガイドに龍神がいると聞いた。
嬉しくてありがたくて涙が出た。
 
私がさみしい時、辛い時、誰にも頼れないとき、想像の中に登場していつも私を背に乗せてくれたのはあなただったんだ。
 
龍は強くて優しくてあったかい。大好きだ。