ラブライどる!ワンマンLIVE ―想いを乗せて―





ずっと夢見てた。ずっと憧れた。ずっと願ってた。


会場いっぱいの人に見守られて、

おっきなステージで、

キラキラのスポットライトを浴びて、

視界に入る人みんなが笑顔で、

私達が私達の大好きを全力で伝えられる、

そんな"私達が作り上げる一世界"を。


何度も壁にぶつかった。

何度も諦めかけた。

その度に何度も泣いて、

何度も悩んで、何度も苦しんで。


それでも絶対叶えるんだって、

それでも絶対このメンバーで叶えるんだって、

ただ必死で、ただ一生懸命で、ただがむしゃらで。


そんな私達ラブライどる!の夢が。

2019年2月17日、やっと叶いました。


最初で最後。たった一度きりの、私達の夢。

どこか歪で、格好なんて付かなくて、

花丸満点なんてきっと貰えないような出来でも。

私達ラブライどる!らしさがぎゅっと詰まった、

私達ラブライどる!が駆け抜けて来た終着点。


ありがとう。

私達だけでは絶対に叶えられなかった夢。

あなたが、あなたが、あなたが、

そばに居てくれたから叶えられた私達の夢。

ありがとう。

何度言っても伝え切れない、感謝の気持ち。

あなたに、あなたに、あなたに、

その心にしっかりと届きますように。










やあやあやあ、みんな元気ぃ〜〜?
杏仁鳴子さんでーーーっす!ちっすちっすッッ!

"ラブどるロス"なんて言葉をTwitter上で
ちらほら見掛けたりするけれど、
君もその一人かなぁ〜〜?ぷぷッ〜〜か〜わいい♡♡


絶賛ラブどるロスですよ、何か文句ありますか。


約三年間って期間は案外結構長い物で、
その期間当たり前のように在った物が無くなるって
こんなにも胸にポッカリ穴が空いてしまう物なのね。

練習の為に取る休みも無くなって、
たまたま貰えたオフが重なって練習になったりとか、
仕事帰り急いで皆が先に居る練習場所に行ったりとか、

練習の後終電を気にしながらご飯食べたり飲んだり、
一人ずつ別れながら電車に揺られて、
そのまま誰かの家に泊まったりとかさ、

もうこれからは無いんだよね。

それが寂しくて、辛くて、悲しくて、泣きたくなる。
嫌でも"終わってしまったんだ"って実感する度、
胸がぎゅって痛くなって呼吸の仕方も忘れるくらい。


夢はいつか覚める物だし、
永遠なんて物はどこにも無いし、
年齢とか考えれば長く続けられる物でも無いし、
そもそもただの趣味なんだし、

沢山の言い訳で自分の気持ちを紛らわすけれど、
当分私はラブどるロスが続きそうです。
むしろこのロスがこの先どう解消されるのかどうか。


それだけ皆とがむしゃらに走って来た時間は
楽しくて、眩しくて、私の"全て"だったんだよ。










善子ちゃん。

最後に入って来たあなたに持たせた荷物は重かったね。
沢山のプレッシャーに潰されそうになりながら、
それでも必死に同じ方向に向かって走ってくれた。
何かと一人で抱え込む癖があるあなたを、
私はどれだけフォローして支えてあげられたのかな。
きっと何にもしてあげられてなくて、ごめんね。
本当はもっとあなたと一緒に踊りたかったな。
色んな曲を踊って、動画にも残して、
これがラブどる!のヨハネだ!って自慢したかった。
加入から解散までは目まぐるしい日々だったのに、
最後まで一緒に駆け抜けてくれて本当にありがとう。
ラブどる!の善子ちゃんと凛が
蜜子で本当に良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと、宜しくね!


ダイヤさん。

一度断って傷付けてしまった事、今でも後悔してる。
あの時迎えていたらもっと一緒に居た筈なのにって。
ラブどる!は普段から本当にお馬鹿だけれど、
あれ程までにお馬鹿だった事は無いって思う!(笑)
サバサバしているようで、本当は凄く暖かいあなた。
私が落ち込んでいる時、何にも言わずにそっと
頭を撫でてくれたりするその暖かさが好きなんだ。
陰でいっぱい頑張ってくれる誰よりも努力家だから、
皆の知らない所で汗を掻いて沢山足を痛めたんだね。
そんなあなたを私は心から尊敬しているの。
いっぱい頑張ってくれて、本当に本当にありがとう。
ラブどる!のダイヤさんと花陽が
ゆみたんで本当に良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと、宜しくね!


よっちゃん。

私本当はね、あなたに嫉妬していた事があったの。
絵が私よりもずっと上手で、ああ私の役目は全部
今後この人がやるようになるんだろうなあって。
私の存在意味をあなたに全部奪われたような気がして。
でもね、そうじゃなかったの。
あなたはいつでも私のやる事を褒めてくれた。
「これは今まで通り梨子ちゃんがやるから」って、
誰も何も言わないのに最初に言ってくれたりもしたね。
私の気持ちに気付いていたり、したのかな。
だとしたらきっと、気を遣わせてしまったね。ごめん。
言いたい事言える強い人に見せ掛けて、
本当は優しくて個人を見てくれるあなたが大好き。
ラブどる!の曜ちゃんと穂乃果が
あなたで良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと、宜しくね!


果南さん。

逢う度に先陣切ってお馬鹿な事を言い出して
場を明るく色付かせてくれるのはいつもあなた。
誰を悪く言う事も無く、常に笑顔に導いてくれる。
ラブどる!の笑顔の源を作り上げてくれていたのは
あなたが大半なんじゃないかなって、本気で思うの。
あなたとは最初の内から少しぶつかった事があったね。
あの時はこの先一緒に出来るのかって不安になった。
もしもあの時の自分に出会えるのなら、
そんな不安は抱えるだけ損だって教えてあげたい。
ラブどる!の為にいつも一生懸命で居てくれた、
そんなあなたには本当に感謝が尽きないよ。
ラブどる!の果南さんと真姫が
あなたで良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと宜しくね!


鞠莉さん。

ルビたが全てを話してくれたあの日。
人前で泣いたりなんて絶対にしなかったあなたが
電車を待つホールで「ルビたが居なくなっちゃう」って
大声で泣き付いた事を今でも鮮明に覚えています。
この子はいつも強く見えるけれど本当は違うんだって、
その時に気付いたの。気付くのが少し遅かったね。
いつでもどんな時でもメンバーを好きで居てくれる、
そんなあなたから無償の愛をいっぱい貰いました。
私もその分位は返してあげられてたら良いなぁ。
あなたに目一杯愛されたラブライどる!ってユニットは
本当に本当に世界一幸せなユニットだなって想うよ。
ラブどる!の鞠莉さんと絵里が
あなたで良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと宜しくね!


ルビた。

誰より一番、きっと今、重たい荷物を抱えてる。
自分のせいで解散になったんだって、お馬鹿な荷物。
あなたが居ないラブどる!はラブどる!じゃなくて、
それでも続けて欲しいなんて言葉は酷なんだよ。
あなたが居たから、私達が居るの。
あなたが居ないのに続ける意味なんて、きっと無い。
もう気軽に逢える距離にあなたは居ないけれど
私はいつだってあなたを想ってる。大好きだよ。
どんなに離れて居たって、気持ちは繋がっているから。
逢いに行くから、逢いに来てね。
ラブどる!のルビィちゃんとにこが
あなたで良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと宜しくね!


おまる。

私はことうみの二人が見せる景色を見たいんだって、
事ある毎に何度も真っ直ぐ伝えてくれたよね。
何があってもずっと手を離さずにいてくれた。
ぎゅって掴んで、いつまでも離れないでいてくれた。
小さな体で一生懸命付いて来てくれるあなたの手、
私を何度も何度も救ってくれたその手は、
とってもとっても大きかったよ。暖かかったよ。
私が見せたんじゃない、ことりが見せたんじゃない、
あなたが居たから皆で見られた夢のような景色。
凄かったね。綺麗だったね。頑張って来て良かったね。
夢を叶えてくれて、ありがとう。ありがとう。
ラブどる!の花丸ちゃんと希が
あなたで良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと宜しくね!


ことり。

私、あなたが好きだよ。
どこまでも真っ直ぐで、どこまでも前向きで、
どこまでも全力で、どこまでも一生懸命なあなたが。
キラキラ輝くあなたがずっと笑顔で居られるなら、
それだけで良かったの。その為なら何でも頑張れた。
何にも出来ない私を変えてくれてありがとう。
こんな私の手を引っ張ってくれてありがとう。
いつだって隣に居てくれてありがとう。
何があっても大切にしてくれてありがとう。
あなたに出逢って、あなたと見る全てが輝いて見えて、
その日々が本当に本当に夢のように幸せでした。
一緒に笑った事、泣いた事、怒った事、
何一つ忘れない。全部全部、私の一番の宝物だよ。
ラブどる!の千歌ちゃんとことりが
あなたで良かった。出逢えて良かった。
これからはもっと、もっともっと宜しくね!





数あるコピーユニットって存在にはやっぱり、
人気だとか知名度だとか実力だとかが常の付き物で。

ラブどる!って、目立った何かがある訳じゃないの。

ダンスが特別上手い訳でもなくて、
何かで有名な人がメンバー内に居る訳でもなくて、
ただ一生懸命で、がむしゃらで、無茶苦茶で。

だからきっと、誰かの記憶から薄れて行くのも
嫌だけれど、早いんじゃないかなって思っていて。

だからどうか、ラブライどる!を忘れないで。

直ぐに名前が出ない位薄れた記憶の中でも良い、
何かの拍子に「こんなのも居たな」って、
ぼやーって浮かんで消えるそれだけの記憶でも良いの。

不格好でもがむしゃらに夢を追い掛けて、
何があっても挫けないで最後まで駆け抜けた私達の事。

ラブライどる!っていう、一つのユニットが在った事。

どうか、どうか、忘れずに居て下さい。





ラブライどる!を応援してくれて、

最後まで一緒に駆け抜けてくれて、

私達の大きな夢を叶えてくれて、

あんなにも素敵な景色を見せてくれて、

ラブどる!の声をいっぱい聞かせてくれて、

本当に本当に、ありがとう御座いました!


ラブライどる!は解散するけれど、
メンバー個人の輝きはこれからも続きます。

それぞれ歩む道は違うかも知れないけれど、
私達はいつだってラブライどる!です。

皆ご存知の通りラブどる!ってユニットは
とってもお馬鹿でお茶目なユニット代表なので(笑)
皆が忘れた頃に
あっと驚く事をしでかしたりするかも知れないし!



ラブライどる!が皆に贈った物の一つは"笑顔"だよ。
皆が笑顔で居てくれる事が、ラブどる!が望む事だよ。

悲しむのも、寂しがるのも程々に、
また逢うその時は絶対に笑顔で逢うこと!



本当に、本当に本当に、
これまでありがとう御座いました。
何度言っても足りない、目一杯の感謝をあなたに!

これからはもっと、宜しくね!!






ラブライどる!の桜内梨子、園田海未担当

杏仁鳴子でした。