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以前、勉強会であるベテラン先生がおっしゃいました。

「平均点のない子どもはとりあえず計算だけをさせて、難しい問題はできないからパスして、平均点を取れるようにすることを目標にしています。」と。

 

おかあさんせんせは、うん・・・?それって子どもはどう思っているの?

自分はできないのレッテルを貼られてしまって、やる気がでるの?

と思いました。

 

おかあさんせんせの塾に時々問い合わせがあるのですが、今、他塾に通っているのですが成績があがりません。というか、勉強をしません。というのです。

 

そりゃ~勉強をしなければ成績が上がらないのは明白ですが、そこから深く聞いていくと、上記にあるような言葉を言い続けられていたようなんです。

 

中学生になると、定期テストがあり、塾では実績がものをいいますから、そのように考えるのも分かるのですが、それでは子どものやる気は出てこないように思います。

 

以前おかあさんせんせのところで働いていた2人の先生。

1人はベテラン先生で塾の先生をもう何十年もしてこられていました。

片方は新米先生。塾講師を始めたばかりだけど、情熱をもって生徒に接していました。

 

ベテラン先生はいつもこの生徒は先を教えても身に付かないから、習ったことの復習ばかりを授業中にもさせていました。

つまり、この先生が生徒の限界を決め、ここまでしか分からんから、ここまでできればいいという考えでした。

 

一方、新米先生は、頑張ったという事実が次につながるんだということを、何度も生徒たちに説明し、すぐに結果が出なくてもいい!頑張った、という事実を重ねていけば、いずれ結果になって表れるからと、小さな成功を認め、ほめて、あなたはできるのだということに気づかせてあげていました

 

最近の子どもたちは、親からはこれができていない、学校の先生からもこれをできるようにしろ。と責められてばかりです。

試験などでも出来ていないところばかりを指摘され、その結果、自身を過小評価している子が多いように見受けられます

だけど、本来、成長するということは、過去の自分と比較して、昨日より今日、今日より明日と伸びていくことですよね

 

そこをしっかりと言い聞かせて、理解させていくことで生徒のやる気に火をつけることこそが先生の意義だと思っています。

先のベテラン先生は、次を学ぶチャンスを与えずに、子どもの成長を感じさせない、できる可能性を感じさせない指導法をとってしまっていたんですね。

だけど、悲しいですが、こういう先生は多数いると思います。

 

新米先生の受け持った生徒たち、初めは目に余る成績をとっていた子もいましたが、後に爆発的な成長を遂げる生徒がたくさんでてきました

そりゃそうですよね。他の生徒と比べられることなく、昨日できなかったことができるようになったとほめれられると、だんだんと勉強が楽しくなってきて、そうすると、目に見える結果として表れ出すんですよね。

確かに、結果が出てくるのには個人差はありました。だけど、みんな自身が成長しているという想いがあるので、勉強することが、頑張ることが苦にならなかったんですね。

 

目先の成績をあげることだけに専念せず、大きな夢を抱かせる先生。

こんな先生に巡り合えれば、人生が変わってくるんじゃないでしょうか。

 

 

 


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