前回は高校、大学にはたくさんのお金がかかるから、小さいうちに教育に投資するという方法が一番、費用対効果が大きいですよ。というお話から大学に行くのと行かないのでは、生涯年収に大きな差ができるということでした。
では、どうして、大学に行くと就職に有利なのかを考えてみましょう。
特に名だたる大学に入るとより就職に有利ですが、なぜでしょう。
大学で習う知識が会社に入ったら役に立つからでしょうか?
違いますよね。
それは、この子は期限内に頑張れる力があるという証明になるからです。
受験はこの日。という明確な期限があります。
そして、その日までにその大学に相当するレベルに仕上げておかないといけません。
そもそも期限というものがなければ人間は動きませんよね。
いついつまでにこれをしないといけない。というのがなければ、人間は自分の好きなことだけをのんべんくらりとしているだけです。
たとえば、ダイエット。
冬の間には分厚いセーターを着て、その上にコートなんか着ているとダイエットする意味をみいだせないというか、なかなかできなくないですか。苦笑
だけど、夏が近づいてきて、薄着になる日、水着を着る日が近づいてくると、頑張って腹筋を鍛えてみたり、腕立てをして二の腕を引き締めようとしてみたり、ランニングを始めてみたりしませんか。
それも、夏という期限があるから、動き出すんですよね。
他にも、夏休みの宿題。
夏休みの初めにちゃちゃっと終わらせる子はいいんですが。夏休みの後半も後半、前々日くらいからとりかかる子。それでも学校が始まる始業式の日までには終わらせようとしますよね。それも、期限があるから、動き出すんですよね。
スポーツだってそうです。
試合という期限があるから、その日に向けてがんばろうと日々の努力にはげむことができるんですよね。特にスポーツ選手は体力が命ですから若いうちが勝負です。30年も40年もチャンスがあるわけではないので、結果を出そうと思ったら、短期決戦で次の試合で認めてもらえるようプレーしないといけません。
そうなんですね~。
期限があるから、人間は動く。
だから、その期限内にどれだけの準備ができたか。というのがその人を表すということになりますね。
そこで先の高校、大学受験に話を戻すと、期限内に頑張れたということは、この人は頑張るということを知っているということなりますよね。
だからこそ、この仕事をさせても頑張れるだろう。この人はきっちりと仕事をしてくれるだろう。
つまり、お給料にみあった仕事をこなしてくれるだろう、とと客観的に考えることができるんですね。
なぜなら、期限があってもがんばれない人もいるからです。
おかあさんせんせの塾生にもいましたが、この子は受験1か月前になっても、塾で言われたことだけをする、家では全然勉強しない子だったんです。だけど、目指す高校は中堅校なんです。
弱いところを克服させようと解説しても、復習をしないから全く力にならないんですね。
こういう子が、会社に入ってきても、仕事を任せてみようとは思えないですよね。
だから、スポーツでも、バンドでも、ピアノでも、そろばんでも、英検でも、何でも期限内に頑張ったという証が評価されるんですね。
その分野で頑張れたんだったら、仕事という分野でも頑張れる力があるんじゃないかとみなしてもらえる。
その一つが、学歴なんですね。
そして、有名校は受験者数も多いので、合格にみあう努力というのは相当なものだから、高学歴が就職に有利とされるんですね。
学歴社会の弊害もよく問題とされますが、学歴が大切な理由もあると思います。
