私が、Hapa Haole Hulaに出会ったのは、今年7月14日です。知人のお店でフラワークショップが開催されました。お店のオーナーには、インストラクター志望と伝えてもらっていたものの、
「ハワイアンのワークショップやあぁ」
そんなお気楽感満載、ただ楽しみという気持ちが先に立ってました。
もちろん、ご縁があればいいなぁという期待がまったっくなかったわけではありませんが、
大概が、たくさんの受講者の一人として参加して、ハワイアンの雰囲気を感じて、気分的にリフレッシュして終わりというパターンが当たり前でした。
会場に到着すると、なんと、受講者は私一人!!!!
そして、Hapa Haole Hulaを説明してくれる先生と先生のご主人。
あっけにとられている私に
「ステップ踏んでみて」と先生
今まで、当たり前のように踏んでいたステップもことごとく修正。
「そんなステップのふみかたしてたら、腰だけじゃなく膝や足首も痛めるよ」
と、言われました。
そう!!そうなのです。私は既に痛めています。痛みきっています。
もう、hulaは趣味の領域で楽しめばいいと思っていた私に、少し光が見えた一瞬でした。
そして、先生は話を続けます。
「HawaiiにいるOhana(←ハワイ語で「家族」同じフラチームに所属している人を家族として捉えます)の中には、70歳代でフラを始めて今はもう90歳代。そんな女性が踊れるフラを私たちは、おどっているのよ。それがHapa Haole Hulaよ。」
また、私のフラ人生に光が差し込みました。
Hulaが好きで死ぬまで踊っていたいと思っていたけれど、なかなか体調を考えると、若い時だけ結局楽しむものなのかも知れない、あとは、リフレッシュの道具としてシェアすればいいくらいに思っていた私に、たくさんの衝撃と期待がやってきました。
そこからHapa Haole Hulaについてたくさんの質問をしたり、先生からたくさん興味深い話をうかがったりしました。
Hapaは半分 Haoleは異質の、白人さんの外人のという意味のHawaii語です。
1900年にハワイはアメリカに属し、1959年にハワイ州になりました。
そして、この時代に英語の歌詞のハワイアンミュージックで踊られたHulaがHapaHaoleHulaでした。
例えば、みなさん、Hawaiiといえば、ヤシの木の下でムームーを着た女性がフラを踊っているというイメージがありませんか?そう!そのイメージを全世界に植え付けたのが、Hapa Haole Hulaなのです。「楽園の国ハワイ」そんなイメージを連想させる担い手の一つとして役割を果たしました。その結果、ハワイは、農産業だけでなく、観光業で収入を得ることが出来るようになったのです。
1代目のKumu Tikiは、マッカーサー日本上陸時に、ご主人が軍人で軍隊のミュージシャンであったこともあり、一緒に日本に来日し、Hapa Haole Hulaダンサーとして日劇で初めてHulaを日本で踊られたそうです。
そんないきさつもあり、2代目Kumu LaniもこのHapa Haole Hulaが日本で踊られることをとても期待されてるそうです。
そして3代目Kumu Koko 彼女は、とても魅力的な女性です。そして、そんな彼女に出会い、私は、Hapa Haole Hulaを知りました。
ハリウッドフラと呼ばれたこともあるこのフラは、エンターテイメント性をとても大事にします。それだけではなく、Hulaという以上、歌詞を理解すること、そしてそれに合わせた振りを踊ることに関してはアウアナに勝るとも劣らず厳しいです。
このHulaは、言葉で語り尽くせない魅力があり、観られた方が、驚かれるHulaです。体験された方は、この魅力にとりつかれること間違いなしでしょう。
私は、その一人ですが、本当に、いろんなことを納得してHulaが踊れる喜びでいっぱいです。だからこそHapa Haole Hulaを踊るダンサーとして、そして、それを皆さんにお伝えするものとして、プライドを持ち、1代目2代目3代目が守ってきたスタイルを伝えていけるよう努力してまいります。
ひとりでも多くの方にこのHulaを観て感じていただけるように、今後、様々なイベントなどに参加していこうと思ってます。
決まり次第、詳細upしていきますね☆
Kumu Kokoのお家の裏庭の写真です。
朝、起きたら、このお庭を眺めながらコーヒーをゆっくり飲むのがKumu Kokoの日課です。
いいなぁ!