何年か前に パソコンを習いに川越に来ていた
この頃はあたり一面が広っぱで開発中だった
ふと目に止まった雀ノ森 氷川神社
このころは両親も存命で 母は大病をした後だった
 
「母が元気になりますように」と教室に行く前に必ずお参りをした
 
とても銀杏が綺麗で落ち葉がまるで絨毯のようだっった
勝手に「黄金の絨毯」と呼んでいた
 
 銀杏は散り始めていて来るのがちょっと遅かった
 
 

それから父は98歳で眠るように
母は元気になり94歳で二人とも大往生した
 
ずっとお礼に来なくてはと気になっていて
今日、やっとお礼に来ることができた
 
広っぱだった場所はホテルや公共施設が出来て
大きなコンサートホールも教室も公民館も入り見違えるように変わった
 
心が軽くなり家路についた 今日も冬空がきれい