愛のある素敵なみなさま
ハレークリシュナ。
今日 5/25 (火）はとっても吉兆なナラシンハデヴ （上半身ライオンの姿、で下半身は人の姿の神さま）のお誕生日でお祭りをします。
ナラシンハデヴはクリシュナの違うお姿で、プララーダという５歳の純粋なクリシュナの献身者を悪魔の父親、ヒランニャカシプー、から殺されそうになっている所を助けにきたという話でやってきます。
このようにクリシュナ、神さまが地球に人の姿のようにしてやってくるときは、悪魔を退治しにそして献身者達を守る為と、愛の交際をするようにという意図があります。
困った時、誰かが亡くなった時、大変なことが起こった時、特に今のコロナで大変になってるインドや他の国の人たちの為にも世界中のデヴォーティーたちはナラシンハにお祈りを捧げます。
なぜならナラシンハは見かけはとても恐ろしいんですが、彼のハートは一番ソフトだと言われています。
心からお祈りをすればすぐに叶えてくれるとも言われています。
個人的にナラシンハに守ってもらったお話があります。
その頃インドのマヤプールという聖地、このナラシンハがあるテンプルの所に息子と住んでいました。
息子はまだ９歳か１０歳ぐらいだったと思います。
昼間にガンジス川で沐浴した後、家に帰っていたのですが、子供が何か忘れたので取りに行くというので私はそこで待っていると言いました。
でも実は私のいない時に大変なことが起こっていたのでした。
いつもはとても安全な場所なんですが、その時だけたまたま野犬が１０匹ぐらい川岸に集まっていたそうです。
うちの子に向かって吠えたり唸ったりしていたらしいです。
子供は動物大好きでしかもマヤプールの動物は穏やかな性質のものが大体だし、今までこんな事はなかったんですが。（他の場所では野犬とか怖いです。）
子供はとっても怖くなってきました。
そして野犬達はゆっくりと子供に襲ってきそうになりました。
その時、ナラシンハに一生懸命助けてくださいと心からお祈りしました。
その途端に、自転車に乗っていた地元のインド人の男の人がこれに気づいて、自転車から降り、自転車を頭の上の方まで持ち上げてそれを大きく振り回しながら、なんと
吠えている野犬の群れに自転車を放り投げたんです！！！！
びっくり！
やっぱりインド、なんでもありだなー。
さすが。
すごいです。
そして、犬達はキュウーんみたいな負けたような声を出して怖がって逃げていったそうです。
あー、よかった。
母親は何もないと思ってじっと待っていたんですが、
このすごいドラマに、まあーーーー大変だったね。
でも、
『ほらね、クリシュナがいつも助けてくれるからね。すぐにお祈りすればいいからね。
私がいたって何もできなかったと思うよ。』
バガバッドギータには何度も、家族、友達、恋人、仕事、お金など、結局は誰にも何にも頼りにならないんだよ。
神さま、クリシュナだけが助けることができる。
”クリシュナが殺そうと思えばどんなことをしても死ぬ。”
”クリシュナが守ろうと思えばどんなにすごい人が殺そうとしても絶対死なない。”
これはとてもパワフルの言葉です。
クリシュナに任せておけば全て完璧ということです。
私たちの不完全な感覚や、マインド、二限制で見てしまう性質、良い、悪い、暑い、寒いなど、本当の事はわからないです。
だって誰かが死んだら、かわいそうと思うでしょう？
かわいそうなんですが、実は今までの全てのカルマを終了して、神さまの元に戻った来なさいっていう計画だったかもしれないですよね。
実は前回のブログの、”大切な人がなくなりました。”で紹介したパンカジャンギリプラブーは生前マヤプールに長く50年近く住んでいてこのナラシンハのプジャリ、神主さんでナラシンハを毎日崇拝していました。
そして彼はクリシュナのもとへ還りました。
たくさんの人がパンカジャンギリプラブーの所にやってきたり、Eメールを送ったりして、困ったことをナラシンガにお祈りしてくださいという要望にいつも快く真剣に助けてあげていました。
私も何度も自分たちのことや他の人たちのことでいつもお願いに行っていました。
純粋な達成したディヴォーティーは神さまと２４時間ずっと愛の関係を持ってサービスをしているので、そのディヴォーティーが神さまにお願いしたことは聞いてくれるのです。
私たちはクリシュナに直接辿りつけないとヴェーダでは教えています。
でもグル、純粋なディヴォーティーからクリシュナにたどり着く架け橋をしてくれます。
私たちはグルから謙虚に愛の献身のやり方を学び、私たちの中にある聖人ではない性質をやめ、聖人にある性質を練習して自分のものにしていきます。
まずはハレークリシュナのマハマントラを唱えるという修行から始まります。
ハレークリシュナ ハレークリシュナ
クリシュナ クリシュナ ハレー ハレー
ハレー ラーマ ハレー ラーマ
ラーマ ラーマ ハレー ハレー
を毎日唱えてハートを少しづつ浄化していきます。
そしてバガバッドギータなどの経典を読んで人生の一番大事な勉強をします。
今日はナラシンハデヴのお誕生日。
今回初めてパンカジャンギリプラブーがナラシンハの崇拝をしていないナラシンハデヴのお誕生日のお祭りをオンラインで見ました。
少し寂しかったです。
ナラシンハもそんな表情でした。
でも精神界で精神の体でクリシュナのサービスをしているはずです。
ジャヤ ナラシンハデヴ、
みんなを守ってください。
外側から、内側から、全ての方向から。
よかったらナラシンハにお祈りしてみてください。
Sri Nrisimha Pranama
namas te narasimhaya
prahladahlada-dayine
hiranyakasipor vakshahsila-
tanka-nakhalaye
I offer my obeisances to Lord Narasimha who gives joy to Prahlada Maharaja and whose nails are like chisels
on the stonelike chest of the demon Hiranyakasipu.
ito nrisimhah parato nrisimho
yato yato yami tato nrisimhah
bahir nrisimho hridaye nrisimho
nrisimham adim saranam prapadye
Lord Nrisimha is here and also there. Wherever I go Lord Nrisimha is there. He is in the heart and is outside as well. I surrender to Lord Nrisimha, the origin of all things and the supreme refuge.
Prayer to Lord Nrisimhaby Jayadeva Gosvami
tava kara-kamala-vare nakham adbhuta-sringam
dalita-hiranyakasipu-tanu-bhringam
kesava dhrita-narahari-rupa jaya jagadisa hare
O Kesava! O Lord of the universe! O Lord Hari, who have assumed the form of half-man, half-lion! All glories to You! Just as one can easily crush a wasp between one’s fingernails, so in the same way the body of the wasplike demon Hiranyakasipu has been ripped apart by the wonderful pointed nails on Your beautiful
lotus hands.
ナマステ ナラシンハヤ
プラーラーダ ラーダ ダーヤイネ
みなさまの心が愛で満ち感謝の気持ちと苦しんでいる人たちに助けたいの心で接することができますように。
ジャイ ナラシンハデヴ キ ジャイ！
ナラシンハにたくさんの感謝と愛を込めて、世界のみなさまに助けがいきますようにの、
ケリ。
