愛のある素敵なみなさま、

 

ハレークリシュナ。

 

今日は旧正月。

 

中国のお正月です。

 

月のカレンダー(ルナカレンダー)、なので毎年変わります。

 

みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。(もう3回ぐらい言っているかも。)

 

私は小さい時から覚えている限り母親に『あんたはほんまにおめでたい人間やなあー』と言われておりました。

 

はい、おめでたい事、お祭りごと大好き。

 

やっぱり今年の始まりなのかどうか知らないけど、私的にはやっと何か動き出した気がします。

 

始まるのも大好き。続けるのは苦手かも。

 

ところでどうしても伝えたいことがあったので、緊急に書いてます。

 

大体毎朝、7:30から1時間ぐらいのヴェーダの朝の法話をオンラインで聞いています。

 

今の時期は機械系とか人とのコミュニケーションに問題が起きるかもらしく、この法話の映像が出なくて、急きょ、ユーチューブライブになり、なんとか見つけました。

 

その方が話し始めるなり、

 

『あなたはいつまで被害者意識で行くんですか?』

 

 

『えーーーーーーーー。私に話してるの???』

 

とギョッとしました。

 

それから、私たちはいつもたくさんの慈悲を頂いている。

でもそれに気がつかない。

 

なぜでしょう?

 

何かがぬけているかららしいです。

 

それは内省 (この言葉解らない)、自分の中を見ること、内視する事、振り返って今自分に何が起こっているのかとか今していることや考えている事をそのまま観る。

 

 

なるほど。

 

 

例えば瞑想、メディテーション、日記をかくとか、ただ静かに何も言わずに座って心を見つめるとか。

 

 

私は本当にその通りでした。

 

いつもむちゃくちゃ忙しくしていました。

 

でもそれは自分の中を見たく無いもうひとりの自分がいたんですね。

 

3年前にまたジャーナル(日記みたいなの)を書き始めました。

 

しばらく書いてない時もありましたが、書けるときにやってます。

 

私の場合は私の先生、グルに宛てて手紙のような形式で書いています。

 

というのはずらずらグチみたいなのは書きたくないと思ったからです。

 

でも書いているうちに心の本音が出てきます。

 

話を戻します。

 

今日の法話で、内省すると、普段あまりにもみえない自分の悪いとこ好きでない所が出てくる。

 

そうなると自分はそんなに素晴らしい人間ではない事に気付き、謙虚になる。

 

謙虚になると、自分は実はとても恵まれている事に気付く。

 

感謝の気持ちが自然に込み上がって来る。

 

私は感謝の気持ちって自分をもっと謙虚にしてくれるなあと思う経験をしました。

 

 

感謝と繋がっている謙虚さは愛をすごく感じて自動的にみんなの役に立ちたい、サービス精神が出てきます。

 

この話の例題で、感謝をした人、感謝をしなかった人の話をしていました。

 

ヴェーダのシュリマードバガバタムからです。

 

アシュバッタマはブラフーマナ、(バラモン、ブラマナ、4つの階級の一番上)の息子というクリシュナをうらやむ性質の男性がいました。

 

クリシュナと彼の友人や親戚などにありとあらゆる嫌がらせをしました。

 

ある時クリシュナのいとこで親友のアルジューナの子供たちを寝ている時に首を切って皆殺しにしました。

 

これはヴェーダのきまりでは、6つのうちの1つの重大な罪になる、突然武器を持って襲うにあたります。

 

アルジューナアシュバッタマを捕まえて殺そうと思いますが、縄で繋がれ動物のように扱われている、最上階級のブラフマナ息子、アシュバッタマを見て、アルジューナの妻、殺された5人の子供の母、ドロパーディは、『殺さないで。』と訴えました。

 

本来なら、この極悪な刑に相当するのは殺す事でしたが、その時命は助けてもらいましたが、頭の髪の毛と頭にあった宝石を切るということで不名誉という形で、社会的に殺されました。

 

でもアシュバッタマは命を助けてもらったということを感謝せず、不名誉を受けたと言う事でそれからもまた悪事を続けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1つのお話は、ビルバマンガラタクールという素晴らしい聖人になった方ですが、若い頃は売春婦のチンターマニにとても執着していました。

 

彼のお父さんのお葬式の日でもお父さんの事を考えることもなく、早くチンターマニに会えないかなあとばかり考えていました。

 

その夜は大嵐で、雨や突風がひどく、川も荒れていました。

 

チンターマニはこんな大嵐の夜は彼は来ないわと思いとを閉め鍵をかけました。

 

しかし、ビルマンガラタクールはやってきたのです!!

 

 

雨に濡れ大風に吹かれ、泡が吹くような淀んだ、流れのきつい危険な川までも渡り、高いところを登り、気が狂った人しかしないぐらいの危険を冒して、自分の感覚を満足させるだけのためにやってきたのでした。

 

そのすごい姿の彼を呆然と見つめてこう言いました。

 

 

『あなたが今夜ここに来るまでにやってきたすごい意欲と執着でクリシュナ、神様に支えれば、素晴らしい献身者になったでしょうにね。』

 

 

売春婦、チンターマニのこの言葉が、ビルバマンガラタークルの心に強く刺さりました。

 

そして彼は目覚めたのです。

 

 

そして、彼は全てを捨てクリシュナの聖地、ヴリンダーヴァンに向かいました。

 

クラスの解説では、アシュバッタマは命を助けてもらい、人生を変える機会を与えられたのに、自分の偽のエゴ、人を羨ましがる、妬む、という性質が謙虚になれず、感謝の気持ちが生まれてこなかったという悲しい結末になりました。

 

それに比べ、ビルマンガラタクールは自分の感覚、性癖に執着していましたが他の人に悪意を持つと言うことはありませんでした。

 

なので、社会的には下級だと言われる売春婦のチンターマニが言った言葉を、そのまま正直に受け止め、自分の非を認め、心を入れ替え、変わる決心をしました。

 

最初にも書きましたが、今日のクラスは直接私に話しかけてくれていました。

 

 

私の中の感謝の足りない、執着のある、人に不親切な自分にぐさりときました。

 

自分の中をキチンを見つめ直します。

 

クリシュナ、ありがとうね。

 

また1から頑張ります。

 

みなさま最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

 

本当の自分を受け入れれる、大きな成長を恐れない良い一年になりますように。

 

ありがとうございます。

 

 

グサッとくるのを自分のやる気に変えて頑張ろうの、

ケリ。