ママの忘備録
ラブが避妊手術で一泊入院した夜は心配で寂しくて全然眠れなかった。
火が消えたみたいに家は静かだ。ラブがいないとこんなに寂しいなんて。

仕事を休めない私のかわりに今日パパが夕方ラブを病院に迎えに行ってくれた。
ラブはパパの顔をみるとシッポを振って喜んだけど、やっぱりいつもの元気はなかったらしい。
先生の話だと昨日の夜は鳴きはしなかったけど痛いのかうずくまってたって。
涙がでてくる〜。

お家に着いた途端、パパに擦り寄ってしばらくべったり離れなかったらしい。よっぽど寂しかったんだね。。
夕飯をすごい勢いでたいらげ、病院から処方された鎮痛剤と胃腸薬を飲んだら、すぐにベッドで寝てしまった。
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どこでもドアですぐに帰ってきたかったのに、こんな日に限って残業。。泣く〜。
パパに残業で遅くなるよline。
またまた短い返信。
  静かに帰って。
はいはい。

はやる気持ちをおさえて玄関をそっと開ける。
いつもなら車の音で、私が帰ってきた事がすぐわかる。
リビングのドアの隙間からシッポを360度回転させて嬉しそうに腰振りダンスしてるのが見える。おかえりっ!待ってた〜って。

今日は。。何の気配もない。
ドアを開けるとベッドに横たわって寝てるラブの姿。。
私が帰ってきたことにも気付いてない。
薬が効いてるんだね。
そっとベッドに近づくとラブが大きなまんまるな目を見開いた。
私に気付いて痛いだろうに起きあがってすりよって離れようとしない。そのままゆっくり私に寄り添うように横たわって目を閉じた。
ほんとに頑張ったね、ラブ。
可哀想にごめんね。

今私はリビングのソファーに横たわってこれを書いてる。
ソファーの下にはラブが寝てるベッドを置いて。
このままずっ〜と永遠に可愛いラブの寝顔を眺めていたい。
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ラブいっぱい寝て早く元の元気なラブに戻ってね。