ユネスコ世界遺産ナポリの「旧市街」
美味しいピザのお店も多いのですが、ナポリらしいお土産やさんもいっぱい。
そして、そこかしこでお目にかかるのが
この方
【Pulcinella(プルチネッラ)】
イタリアの風刺劇の道化師で、ナポリと言えばの存在です。
道化師なので人を笑わせ、明るくおどけた人気者なのですが、マスクは絶対に外さず、本心は誰にも見せず、どこかに寂しさを持ち合わせているのだとか・・・
見た目はちょっと怖いと思ったのですが、こういう話を聞くと印象も変わってきますよね。
街中にプルチネッラがいます。
そして
この右側の模型のようなものが
こちらも
もう一つのナポリ名物【プレセピオ】です。
キリスト誕生のシーンを再現した置物がプレセピオなんです。
プレセピオの歴史は古く、1223年のクリスマスに、アッシジの聖フランチェスコが文字の読めない人たちのために、森で本物のロバや牛などを使ってキリスト生誕の場面を再現して見せたのが始まりと伝えられているそうです。
イタリアのカトリックの家庭では、クリスマスにこの置物を飾るのが風習です。
ナポリにはこの置物がいーっぱいの「サン・グレゴリオ・アルメノ通り」があるんです。
伝統的なキリスト生誕ももちろんなのですが、他にもたーくさんの種類があります。
もう、これが可愛くて!
いろんな職業別のお人形があるのですが、そんな職業までー!というマニアックさがたまりません。
見てください。
薬局は昔ながらのお薬が壺に入ってるし
整体屋さんなのかな?人体図までありますー。
とにかく芸が細かい!!
職人さんをリスペクトしている私にはたまらん!!
いつまでも見ていたい。
ぜひナポリで、この数々の可愛い人形たちをご覧いただきたいです。
準備中