レーズン多すぎ、オートミールどこ行った?的なマフィンサイズのクッキーを食べながら、この日はThe MET: Cloistersへ。
 
 
メトロポリタンミュージアムにはクロイスターズという別館ミュージアムがある。
メトロポリタンの入場券は3日間有効で、このクロイスターズの入場券も含まれているので是非行ってみてほしい。
 
地下鉄移動で、この駅へ。クロイスターズに一番近い駅。
ミュージアムの近くだけあって、おしゃれな雰囲気の地下鉄駅外観。

 

 
駅の入り口の真向かいにはコンクリートの卓球台。
きっとここでマジモードで卓球やったら、めっちゃボールは跳ねるかもしれない。w

 

 

 
subwayの入り口マークも美しい。
ここは、駅に降りるとすでにすべてが美しく、まるでマンハッタンじゃない静けさがある。
駅から実際結構歩くのだが、公園を散歩しながらクロイスターズまでのんびり歩く。

 

 

 
美術館手前まで行くと、こんな風に中世の騎士がたくさん外に並んでる。
なんかでかいよね。この騎士たち。
ってか、昔の騎士はよくこんなに重装備で戦えたもんだと感心する。
メトロポリタンにも、中世のセクションに行くと、たくさんの鎧があるけれど、本当にそういうことに感心するわ。

 

 

 
さて、ようやくクロイスターズにたどり着く。
そうだな、駅から徒歩15分強ってとこかな?
外観は複数の中世ヨーロッパ期の大修道院の建築様式を模してデザインされている。

 

 

ちょうどクロイスターズで面白いことをやっていたの。

“Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination”というやつ。

美術館とファッションをコラボさせた企画がとても興味深かったよ。

 

 

 
私がNY滞在中、ちょうどこの企画がバンバンテレビで宣伝されていたの。
しかもこのエキシビションのGALAが開催されていたので、マドンナやら名だたる芸能人がカソリックをテーマに素晴らしいドレスを着て、
メトロポリタン美術館で行われたGALAに出席していたので、芸能ニュースは連日この話で持ち切り。
 
で、もともとクロイスターズはとても宗教色の濃い美術館なのだけど、それにファッションが加わって、とてもモダンで、神秘的な雰囲気のエキシビションだったわ。
あの時に行けてとてもよかった!超感動!
 

 

 
ドレスはこれまた有名デザイナーによる作品ばかり。息をのむほど美しい~。
ドレスなのにこれほど強烈なメッセージを含むドレス、見たことない。
聖書を少し読んだことのある人なら、たぶんドレスの意味も理解していただけると思う。

 

 
この写真の後ろに一角獣のタペストリーがあるでしょう。
このタペストリー有名だよね。「ユニコーンの狩り」っていうタイトルのタペストリーで7枚からなる。
私この一角獣の話、知らなかったんだけど、いがいにキリスト教が関係してるの?
いや、わかんないけど。。。そんな気がした。
 
 
娘が高校の頃、アメリカの高校生たちってまあ、日本でもそうだけど、いろんなグループに分かれてて、
そのグループはもちろん人種的に分かれていることもあったし、ファッションで分かれていることもあった。
その中の一つに goth(日本語だとゴシックかな?)っていうのがあって、あの頃はそれなりに流行っているファッションだった。
今はどうか知らないけど。
この下の写真のマネキンって、ほんとgothなんだよね。
でもなんていうか安っぽいgothじゃなくて、ハイファッションのgothっていうの?
いやもちろんデザイナーがデザイナーなのだけど、とっても素敵だった。

 

 

このクロイスターズは修道院を模して造られているけど、そんなにステンドグラスは多くない。

建物自体の建築がすごいっていうイメージがつよいかな。

 

 
これがキャンドルじゃなくて、ライトだったらほしいシャンデリア。w
 

 

中庭ではちょっとしたサンドイッチが食べられる。
決しておいしくはないし、安くもない。笑
でも雰囲気は最高にいい。
 
 

 

娘のフィアンセが美術館的なところに行くと、説明を全部読むタイプなんだそうだ。

私は決して全部は読まないけど(笑)、そこそこ読みたい方かもしれない。

なのでゆっくり時間をかけてクロイスターズを回った。

 

いやはや、私、今回のNYで初めてクロイスターズの名前を知ったのだけど素晴らしいところだった。

メトロポリタンに行かれる方は、ぜひここまで足を延ばしてほしい。

 

今日のおまけはこちらのチーズケーキ。

超おいしいから!これで3ドル!

スーパーで買えるよ!

 

 
続く