うちの旦那、兄弟が9人もいる。

しかも、全員同じお父さんとお母さん。

 

オーストラリアでは再婚して連れ子たち

合わせて5人とか7人とかいう場合はあるけど、

9人もいて、しかも同じ両親っていうのは

珍しい。

しかも、お姉さんは双子含めて6人もいる。

ちなみに旦那は下から2番目の次男。

 

家族はみんなバラバラのところに住んでいて

なかなか会う機会がない。

 

でも、ブリスベンに引っ越ししてから

旦那のお姉さんたちと過ごす時間が増えた。

 

ちなみに、旦那の両親は他界しているので

旦那の家族は兄弟姉だけ。

 

6人もいると本当にそれぞれのキャラがある。

 

ケアンズにいた時のお姉さんTは

どうしようもない人で

私たちがお世話になるというよりは

お世話するような感じだったから、

自分たちの話なんてする感じも全くなかった。

 

そんなお姉さんのイメージから

今までは旦那の家族と仲良くなりたいとか、

むしろ「私自身の家族」として意識した事なんてなかった。

ブリスベンに引っ越してきてから

それが少しずつ変わってきた。

 

ブリスベンのお姉さんCは面倒見がとても良い。

いつも私たちの事を気にかけてくれる。

 

他にもブリスベンンのお姉さんLは

私たちと歳が近い事もあり、

よく気が合う。

 

私たちは7年間の間子どもを授からないので、

うすうすお姉さんたちも私たちが

色々な妊活や不妊治療をしている事は

気が付いているよう。

だけど、良い意味でプレッシャーは全然なく、

私たちの子どもが授かる事を楽しみにしてくれている。

 

先日、お姉さんCと私が二人きりで話す機会があり、

今回体外受精をしてみたけど、授からなかった事、

それによって、旦那が落ち込んでいる事、

今後は妊活というよりも自然に授かるのを待つという事、

などを伝えた。

 

やっぱり、家族にこういう話をするときは

私もついつい感情的になってしまって

泣いてしまう。

 

お姉さんCも私たちが子どもが大好きで

妊娠するためにいろんな努力をしてたことは

知っている。

それもあってか、一緒に泣いてくれて、

私を抱きしめてくれた。

 

私はとても嬉しかった。

お姉さんが私たちの事を理解してくれたのは

もちろん。

7年間掛けてこういう関係を築きあげられたことが

一番嬉しかった。

 

結婚してから最初の3年くらいは英語も分からない事

が多くて、家族の会話に入れなかった私。

もちろんお姉さんたちは私の事を気にかけて

くれてたけど、私は上手くコミュニケーション取ることが

出来ずにいた。

 

ブリスベンに引っ越してきてから

最初の6カ月は住む家が無くて

お世話になったし、

日本に旅行も一緒に行けた。

月に1度は食事やお出かけをして、

旦那の誕生日はお祝いも一緒にするようになった。

 

気が付いたらほとんどはお姉さんが

予定を立ててくれたり、

私たちを誘ってくれる。

 

この積み重ねで、私はやっと

オーストラリアの大切な家族の存在にも

気が付くことが出来た。

 

本当に有難い。

 

自分の思い込みってすごく邪魔で、

その思い込みがなくなると意外な真実が見える。

 

私の家族はオーストラリアにもちゃんといる。

7年の結婚生活を経て、

やっとわかってきた事だった。