最近あまり更新できていないので、今日は英語学習に欠かせない「辞書」について、思っていることをブログにしたいと思います。

最近、4年くらい前に買った電子辞書の調子が悪くなってきました。開くと初期設定画面が表示されるので使うのも億劫です。たぶん、わたしの扱いが雑すぎたんだな・・・。使っているのはEX-word dataplus 10。購入当時はたしか4万円くらい。「英語に特化」という文句に惹かれて、「長く使うものだから」と奮発して買ったんですけどねー。実際に使ってみると、操作性に多少の難あり。まず、自分の一番よく使う辞書をボタン一つで開けるようにする機能がないので、電子辞書の長所である素早さにイマイチかける。あと、電池が少なくなってきたらお知らせする警告が数十秒ごとに表示されて、その都度「戻る」ボタンを押さなきゃいけないのが非常に面倒なんですよね。

う~む、買い換えるべきか否か。ネットで調べてみると、最近は電子辞書といえばもっぱらカシオのEx-wordかシャープのブレーンの二択みたいです。だがしかし、これだけ言わせてください・・・

要らん機能が多すぎる!!

映像とか、キクタンとか、TOEIC対策とか、文学作品とか、(わたしにとっては)余計な機能は要らんから、もっと良心的な価格で英語関係の辞書(もちろん基本的な日本語関係の辞書も)が充実した電子辞書を作ってくれ~!なんなら画面も白黒でいいです。わたしが使っているEx-wordの英語特化型の最新版なんて5万円以上します。しかも、わたしには使いこなせないコンテンツが沢山。これでは宝の持ち腐れになってしまいます・・・。
シャープのブレーンはまだ良心的な価格なのですが、これまた使いこなせないコンテンツが多いんだな~。「他にもっとシンプルで英語コンテンツがある程度充実した辞書があってもいいのでは」という思いから、どうしても購入に踏み切ることができません。


ちなみに、シャープもカシオもコンパクト版があるみたいです。確かにシンプルなのですが、英語関係が普通の英和と和英しかないっぽいので、ちょっと心もとない気がしないでもない・・・。いや、英語で本を読むときに素早く意味だけを調べるという目的を考えたら、これらで十分なのかもしれない。載っていない単語があったら、ネットで調べればいいんだし・・・。うむむ、わからない。

とりあえず、最近のわたしの ‘go-to’辞書はスマホに入れているロングマン現代英英辞典という有料のアプリです。わたしが調べる単語は大抵これに載っています。(載っていない単語や用法があればそのままネットで調べています。)これはめちゃくちゃ気に入っています。例文の読み上げ音が、いかにも辞書って感じの音じゃなくて、ちゃんと感情のある生身の人間が読んでいる感じなのです。(笑)だから単語の使われ方や文のニュアンスが掴みやすいんですね。逆に私の電子辞書に入っているOxford Dictionary of Englishは例文自体が難しい(コンテクストがないので余計に)ものもあるので、学習用としてはちょっと使いにくいと感じることも・・・。わたしの電子辞書のなかでは収録語数、例文数ともに群を抜いて豊富なのでこれはこれで大変便利なのですが。語源が載っている点もGOODです。

欲を言えば、本を読むときはスマホを使わずに済ませたいですね。だって、スマホだとつい気が散ってしまうじゃないですか~。ええ、分かっているのですよ。わたしの自制心と集中力の問題だということは。単語の意味を調べるだけのつもりが、他のことを調べたり、気づいたらYouTubeを見始めていたり。しまいには、読んでいる英文に戻る頃には調べたはずの単語の意味を忘れてしまっていたり・・・。(私だけ?)

さて、今の電子辞書がまだ一応使えるので、とりあえず今回は購入を見送ることにしました。代わりに私が購入したのは、ペーパーバックのCambridge Advanced Learner’s Dictonaryです。主に英語学習用に。ちなみに、ケンブリッジの辞書を買うのは初めてです。オッケスフォードの他の辞書を持っているのでケンブリッジも使ってみたくなりました。持ち運びに向いているとは言えませんが、自宅で使うぶんには問題ないかと。


みなさんは紙の辞書ってどう思いますか?わたしは学生の頃は重たい辞書を持ち運んでいた時もありましたが・・・今では、紙の辞書しかなかった時代はどうやって英語の勉強をしてたんだろう!?と思ってしまうくらい電子辞書やスマホの辞書に慣れてしまいました。あとは、まとまった勉強時間をとりにくくなったのも一因ですかね。

でも、紙の辞書には、なんだかこう、あらがいがたい魅力といいましょうか、ロマンみたいなものがありますよねぇ。(たぶん、朝ドラの『花子とアン』の影響です。)慣れてしまえばそんなに紙の辞書で引くのも面倒ではないし、ひとつのエントリーの全体が一目瞭然だから電子辞書よりもはるかに見やすいと個人的には思います。紙ならハイライトも簡単に引くことができますしね。電子辞書のハイライト機能は使いこなせていません・・・。中学生の頃は、ハイライトが増えていくのを眺めてニンマリしていました。紙の辞書はいつも初心に返らせてくれるような気がします。

とまぁ、どうでもいいわたしの辞書事情(というか愚痴)についてまたダラダラと書いてしまいましたが、今使っている辞書に対する不満を発散できたのでスッキリしました。(笑)ほかの英語学習者の方々や日ごろから英語を使われている方々が、どんな目的にどんな辞書を使われているのか、あるいはどのように使い分けられているのか、気になる今日この頃です。では、また。