今もまだわからないことがたくさん

 

理由を知りたくて毎日何時間もかけて情報を集めるけれど

特段新しいものはなく

何度も何度も同じニュース記事や映像を見てる

 

 

実感はないまま、でも現実を理解しようとはしてる

 

受け入れることはまだできなくても

喪失感はどんどん、日を追うごと私に染み込んでゆくようだよ

 

 

あの日は、動揺しながらも不思議なくらい冷静にいられたのに

 

今日なんて気分が落ち込んで

いつかのあなたの呟きのようにどうしようもなく憂鬱だった

 

体が重たくて、怠くて、何もする気がおきなかった

 

 

 

たまらなくジョンに会いたくなる

 

辛くなるだろうと構えながら、ようやく点けた「Everybody」の

爆発的な気迫と興奮に支配されるステージ

 

一瞬で

五人でこそのSHINeeだと思い知らされる

 

 

こんな風に初めてジョンのことだけをずっと、じっくりと見て

今までそうしてこなかったことを後悔したよ

 

SHINee – Everybody (SHINee WORLD 2014~I'm Your Boy~ Special Edition in TOKYO DOME ver.)

 

 

ジョンヒョナ、充分やってきたね

 

最期までとっても格好よかった

 

燃え尽きても仕方ないと、そうあなたを肯定して慰めてあげたくなるくらい

緊張と重圧だらけの環境を生き抜いて、耐え切ったんだと

何も知らないながらにそういう気がしたよ

 

誇らしくて気高い、私達のジョンヒョナ

 

 

寂しくて悔しすぎて、

 

自死したことが美化されたり正当化されるだけじゃダメだと

禁忌として扱われるばかりじゃおかしいと

非難の声を上げたい気持ちも正直あったけれど

 

ただ純粋に、あなたの姿に陶酔した

 

 

いつもあなたはそうだったのに

 

死んでしまってからその魅力に気付くなんて

ほんとに私は惜しいことをした

 

 

誰もが羨み、自身も追い求めたはずの夢の途中

 

たくさんの人達に必要とされ、才能と価値を認められていたはず

 

 

 

 

ジョンヒョナ、あなたを蝕んだ孤独と痛みは何だったの

 

これまでの経歴や思い出、愛着のすべて

可能性に拓かれた将来を捨ててまで

 

逃れようとした苦しみは何だったの

 

 

 

 

憶測とデマに掻き消される真実

私達に閉ざされたまま、あなたの命と一緒に葬られてしまうのは哀しすぎるから

 

応えてほしい、

どうか

その呼吸は遺していって